「そうしたら ルルちゃんは どうするの?」。この最後の問い掛けには答えを言わずにお話は終わる。読んでいる子どもたちの心に、自然と答えが浮かぶような見事な構成だ。
手と足を広げ、大きく口をあけて体いっぱいに「いや」を表しているルルちゃん。それに対抗するように、お母さんも眉毛をつりあげこわい顔で「いやだ」と叫んでいる。おやつも靴も、みんな本気でルルちゃんにぶつかっているのがいい。
手でちぎったようなゆがみを生かした貼り絵が、やさしくてちょっと不思議な雰囲気を作っている。1969年発売の人気シリーズ「いやだいやだの絵本」(『にんじん』、 『もじゃもじゃ』、『ねないこだれだ』)の1冊。(門倉紫麻)
読んであげるなら:1才半から
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5つ星のうち 5.0
最初におぼえてしまった反抗的な言葉!,
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レビュー対象商品: いやだいやだ (いやだいやだの絵本 3) (単行本)
娘が2歳前後の頃はまりました。なんでもかんでも「イヤイヤ」のこの時期。 一見、否定的な感じのする本ですが、子供はこの本を読んで自分を客観視することをおぼえたようです。 3歳半の現在は、お姉ちゃんぶって「いやいやなんてルルちゃんいかんねぇ!」などと言っております。君もそうだったんだよ。。。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素朴な切り絵が、ほのぼのしてます。,
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レビュー対象商品: いやだいやだ (いやだいやだの絵本 3) (単行本)
この絵本は、サイズも幼児に持ちやすくなっています。お出かけなどにも便利なのではないでしょうか。絵が、和紙のようなものをちぎって描いてあり、温かみがあります。ちょうど子供が、トイレを「いやだ」、はみがきを「いやだ」と言う時期なので、自分のことと重なるらしく、おもしろそうに聴いてくれます。そして実は、私自身も幼少時、母に読んでもらった絵本なのです!
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
子供に単純な戸惑いを教える 楽しい本の合間に読み聞かせたら,
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レビュー対象商品: いやだいやだ (いやだいやだの絵本 3) (単行本)
主人公の女の子がなにもかもに「いやだ」を繰り返します。片付けもいや、妹におもちゃをあげるのもいや、お食事もいや!いわゆる反抗期ですね。いやいやを繰り返す女の子、ついに最後はお母さん自身が「いや!」と口をへの字に曲げてしまい、お気に入りのぬいぐるみまで「いや!」と、口を曲げてしまいます。それで終わり、の本ですが、他のハッピーな起承転結のある本と違い、どうにもオチのない終わり方が、子供に良い意味での「戸惑い」を与えているようです。用意された大人の自己完結ではなく、自分のせいで皆がいやいやするようになってしまった、どうしよう・・?と、子供は真剣に考えます。この本だけで子育てするのはどうかと思いますが、他の楽しい本の合間に読み聞かせると、子供にとってこの小さな戸惑いの感情はプラスになると思います。うちの2歳の息子はやっぱり読んだあと考え込んでしまうので、すぐに次の楽しい本を持ち出して気を取り直します。
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