本屋で立ち読みしていたら、増田さんの新本に遭遇しました。
早速、購入させてもらいました。
まだ、アマゾンのサイトでは、目次さへ見れないので書き込んでおきましょうかね。
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第1章 ユーロは通貨として生き残れるか (ヨーロッパの崩壊はどこまで進む?)
第2章 円高なのか、ドル安なのか (アメリカの地位失墜はどうなる?)
第3章 インフレとデフレ、どちらがこわいのか (何が事実で、何が妄想?)
第4章 グローバル化がもたらしたものは? (日本は独自の道を行く)
第5章 中東問題に決着はあるのか? (石油とアメリカ文明の腐れ縁)
第6章 エネルギー・資源・食料問題はどう進展する? (ロシア・ブラジル・インドは本当に希望の星か)
第7章 中国はどこが着地点か (これからどこへ向かうのか?)
第8章 エリートは世界を救えるのか、足を引っ張るのか? (本当はだれのための政策か)
第9章 「政党政治」はどこへ向かうのか? (ロビイストが支配する政治)
第10章 「金」は別格 (金融マーケット混迷の時代に)
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本の帯には【これから日本と世界はこう動く!】と銘打ってあり、増田さんの凛々しい写真が掲載されていました。
この写真の方が、ずっと「男前」だと思われます。
雑誌『SAPIO』の寄稿文につけられている写真は、どうもいただけません・・・・・・・・
【ツイッキー(追記)1】
増田さんの本は、結論としての主張は同じでも話の展開が微妙に違っていて面白い。
そのため、複数の出版社から出ている本を連続して読んでみると、まるで最近流行の【3D】画面のように政治経済の実態が「立体的」に見えてきます。
一般的な著者の本が【2D】だとすれば、増田さんの本は一歩進んでいる、とも言えましょう。
ついでながら、ここ数年の間に出版されている増田さんの本を、読み続けていると、まるでアニメの動画のように、世界の政治・経済・文化の有り様がダイナミックに展開してくるように感じます。
もちろん、著者の勤勉なる資料の探索と分析で見出された新たな知見も、どんどん紹介してくれていますので、「目からウロコ」です。
【ツイッキー2】
増田さんの本を読むと、日本も中々やるな〜、と日本への信頼感が湧いてきます。
ただ、最近の本屋さんでは、他の雑誌などでも「日本一人勝ち」云々とかいう見出しのものも出てきています。
「ダメダメ論」の中で健気に健闘する「ニッポン中々やるね論」は、緊張感があって良いバランス感覚を感じます。
しかし「ニッポン一人勝ち論」が跋扈し始めると、なんとなく危い空気が・・・・・・
1990年前後のバブル真っ盛り時代も、「ジャパン、アズ、ナンバーワン・ワン」などと調子こいていたら、ずっこけ20年の幕開けになってしまいました。
日本では、昨年の東日本大震災のような「準定期的」災害を受ける立地条件にあります。
先日も、東大地震研究所でしたか、「東京直下型地震の発生確率、4年以内70%」が発表されたばかりです。
首都圏に集中することで、経済効率・エネルギー効率の最大化を図るのも理解できますが、首都機能の分散化は生命財産を守るコストと考えるべきなのではないかと、感じています。
次の危険視される地震発生の地域は、「東海」「東南海」「南海」の三つがありますが、連動型も軽視できません。
1000年に一度の「3連動型地震」が昨年発生したばかりです。
昨年の大地震が、地殻のパワーバランスを変化させ、次の地震へ影響している可能性もあります。
日本の大活動地帯【太平洋ベルト地帯】の災害を減らす対策、および発生後の批難地域の確保も大事かと思われます。
復興費の捻出の算段も今のうちから考えておくべきかもしれません。
【ツイッキー3】
増田さんの本は、居ながらにして世界中の様子が分かるような気にさせてくれるので、有難いです。
ホントは、自分で情報を渉猟したり海外の様々な現地を訪問したりすればいいのでしょうが、そういうことが出来る人は少ない。
世界の紹介をしてくれる人でも、日本の悪いところばかりを得々としてあげつらって、アアセイコウセイと言う人では辟易します。
やっぱり、日本の長所をキチンと把握している人が頼りになります。
増田さんの今後のご活躍を期待しています。
【ツイッキー4】
少々批判的な事も書かせてください。
p222において「日本のエリートたちの知的能力は、誰が見ても明白に大衆自身の知的能力より劣っている」と書いています。
確か今までの同様の指摘は、「日本の知的エリート達の平均レベルは欧米のそれらに比べて低いし、日本の大衆レベルと比べても少し上くらいだ」・・・だったのではなかったでしょうか?
それに論理的に言って、「誰が見ても」というのは間違いかもしれません。
日本の知的エリートは自分たちの事を少なくとも「日本大衆より知的レベルが上だ」と見ていると思われます。
だからあれだけ偉そうにしていられるのです(笑)
それに日本の大衆も、日本の知的エリートは「確かに頭は良いかも知れないが、なんか言うことが良くわからん、仕方ないから自分達で考えてやっていくしかないな」くらいではないでしょうか?
日本の大衆の知恵も、一種の「チームワーク的ブレーンストーミング」「チームワーク的試行錯誤法」で、いわゆる【3人寄れば文殊の知恵】の「文殊ネットワーク」を様々に広げて個々のレベルを補強・底上げしているのでは、ないでしょうか?
【ツイッキー5】
昔の増田さんのインタビュー記事を見つけましたのでご紹介しておきましょうかね。
『東京は60秒で崩壊する!』(P.ハットフィールド、1991年)の中で、「ソロモン・ブラザーズ・アジア証券の株式調査部副部長・不動産スペシャリスト」で紹介されてました。(p208、p244)
東京直下型地震があれば、地価は下がるかどうかの質問に答えておられました。
当時は、証券会社のサラリーマンさんらしい慎重な物言いだったんですね。^^
最近は、自由な発言が多くなっていると思われますが、金の価値や先行きに関しては、どうしても「所属先」とも言えるジパングさんの「磁場」の影響下にあるようにも感じられる時が、ございます。
【ツイッキー6】
題名と内容の整合性ですが、最近の一般の出版物はあまり整合していない、とみないといけないと思います。
今回の増田さんの本も「資産を守る」となっていますが、具体的にはどうすべきかは、読者各自の判断にゆだねられているように思われます。
もちろん、「自己責任」が昨今の有名過ぎる「流行語」ですので、仕方ないです。
ただ、ユーロやドルに惑わされずに、「金と円」を中心に資産形成すべきではないか、と提案されているようです。
そして、日本の株式が歴史的割安にあるのではないか、とも暗示されています。
ただ、増田さんの方針としては、ご自分では株式投資はやっていない、とか他の昔の本で言われていましたので、今もそうかもしれません。
こういうところが、大前研一さんとか三橋貴明さんと少し処世術が違うように感じます。
大前氏は、資産3分割(円、ドル、ユーロ)とかアメリカ住宅投資(一時期6件所有)など、読者に投資を薦めながら自分でも果敢に投資行動されてました。
しかも、平成維新の会を結成したり都知事選へ出たり、参議院議員選挙にミニ政党を結成して自腹で選挙資金を用意して挑戦したりされてます。
今は政治的には撤退。通信制大学院を設立、学長就任など間接的(教育的)挑戦に切り替えていますかね。
三橋氏も、「日本を変えねばイケン」とかどうか知りませんが、参議院に立候補したり、論的(「日本ダメダメ団」など)を「国益を損する」とかなんとか難詰してナショナルキッド(まあ、正義の味方みたいな感じです^^)の政治行動もされてますかね。
増田氏や大前氏・三橋氏のやり方、どちらも「正しい」と思います。
【ツイッキー7】
ユーロのソブリン危機ですが、ギリシャにしてもイタリアにしても、増田さんの舌鋒は小気味よいほどです。
それにしても、どうしてギリシャ・イタリアなどは、バンバン貸しこまれるほど「優遇」(甘やかされて)されて来たのでしょうか?
ご先祖様の「七光り」?
ご先祖様の「発明」の「特許料」を子孫が受け取っているの?
ギリシャ文明が、西欧の文明の発祥だったので、その【文明】の「特許料」「使用料」なのかも?
ローマ文化も、西欧の文化の基盤ですので、【文化基盤】の「特許」「使用料」なのかも?
じゃあ、スペイン・ポルトガルは?
スペイン・ポルトガルは「世界貿易」「金本位制」の先駆者?その先行者利得の分割払いを受け取っている?
そう考えれば、ユーロ危機に対する世界の「分担金」も、仕方ないな〜・・・・・としぶしぶ納得かも。
将来的には、「北ユーロ圏」「南ユーロ圏」と円満に分離出来れば、それなりの通貨為替相場でやりくり出来るのではないでしょうか?
ちなみに、「南ユーロ圏」の通貨単位の新名称は【ソブリン】?【ラテン】?・・・・・だったりして、これなら貸す方も、もう少し慎重になれそうな気がします。^^
悪口言って、ゴメンナサイ。
【ツイッキー8】
文化・文明論が出ましたので、日本文化・文明論についても一言言わせてください。
増田さんの凄いところは、日本文化論・文明論の本も書いておられるところです。
もう読まれている方も多いと思いますが、
【1】 『日本文明・世界最強の秘密』 (2008)
【2】 『奇跡の日本史』 (2010)
【3】 『日本型ヒーローが世界を救う』 (2006)
・・・・・などです。
【3】などは(?)と思われる方もいるでしょうが、日本のアニメを非常によく読み込んでおられて、さすがは増田さんです。
日本のアニメに詳しいのは、他にも例えば三橋貴明さんもそうであるらしいです。
以前、増田・三橋さん共著の『史上最強の都市国家日本』(2010)がありましたが、もうすこし世界経済・日本経済が落ち着いたらお二人で『史上最強のアニメ国家ニッポン』などという対談本を書いてくださいね(笑)
ちなみに、小生が最近凄いと脱帽なアニメは、『プリキュア』シリーズです。
これだけの面白くて内容豊富なアニメが、なんと4〜6歳女児をメインターゲットにしているとは・・・・・・何と言いますか・・・・日本の将来が「頼もし過ぎてゴペンナサイ」で「あります」
【ツイッキー9】
増田さんの意見では、オバマ大統領には厳しい視線を投げかけておられます。
一方、日本の庶民はというと、もう少し違う見方をしている気がします。
今回、日本の庶民代表の一人・漫才師の島田洋七さんの著書からオバマ評をお聞きしてみましょう。
『アホになれば人生が明るくなる』(2009年)からの引用です。
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(p84)
「バラク・オバマさんが新しいアメリカの大統領に就任したね。見た目は男前でしゃべりはシャープやし、久しぶりにすごい政治家がでてきたんかも、と思っています。私は彼の勝利宣言演説をテレビでじっと見ていましたけどね、自然に涙が滲んできましたよ。中でも一番、私が胸を打たれた彼の言葉はこれです。『(略)』
素晴らしい言葉を残したもんですよ。(中略)
私が知り得る限り、誰もこんなシンプルで優しい言葉は残していませんでしたよ。
エリートエリートで来てね、頭が良くて、打算的な計算ばっかりしている人からはこんな言葉は出てきません。(中略)
それに原稿を読まずに喋っていたのが素晴らしい。それはきっと、自分の本音だし嘘がないからです。
そこに私は感動しました。
やはり彼はアメリカを良い方向に向かわせたい!という強い夢を持ち続けたから、大統領になれたわけです。(中略)
でも、そこで彼は夢を忘れずに前向きに進んできた。
まさにアホになって突き進んできた結果やがな、この人は。
オバマさんの行く先は、ブッシュの残した負の遺産が山積みや。
イラクにアフガニスタンの戦争。それに伴う軍事費の増大、北朝鮮とイランの核問題、大企業のえげつない儲け方、貧乏人は健康保険になかなか入れない事、環境問題、そして全世界に飛び火したアメリカ発の金融恐慌。
もう滅茶苦茶やがな。
でもオバマさんは、きっとひとつひとつを変えていってくれると、私は信じているよ。
だって素晴らしいアホの世界代表みたいな人やもん。
きっと「変革」ちゅう夢は最後まで忘れないよ。
それが厳しい道だとしてもね、アホは最後までキツいって気付かないからね。」
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日本でも、指折りのアホで筋金入りのアホと自認する島田さんが、オバマ大統領を「アホの世界代表」と太鼓判を押しています。
オバマ大統領は一部アメリカのエリート集団から、担ぎあげられたという経緯もあるとか思いますが、その支持母体のエリートをギャフンと言わせるような「アホ」ぶりで、アメリカを衰亡の崖っぷちから引き戻してくれる可能性も、ゼロではないかもしれません。