木村氏については、ネットで拝見して興味を持ち、東日本大震災を早くから指摘されていた学者として知ったので、本著を読んでみました。
本著は、まずは、エピローグから読んだ方が良いと思います。日本の地震予知研究のあり方等について提言されています。
確かに氏の言うとおりで、多様な予知があってしかるべきだし、北海道大学の森谷先生のようにある意味、危機感を持って日々を過ごせる情報が封じられてしまうのは、一般庶民としては、非常にもったいないと思います。
木村氏の言うように行政の指示の下で局所的な地震研究だけやっていても、まったく意味がなく、予算をたっぷりもらって研究している人々がまったく予知できていなかった東日本大震災のようないわゆる「想定外」という地震はどこにでも起きるのであるということがよくわかった。
氏の予知のポイントは、火山活動と地震の目というものである。この地震の目というのが、どういうものかは、この本でよくご確認いただきたい。
それからその2つに基づく、ダイアグラムの研究である。
自身の近辺に注意すべき空白域はないか、本著で確認し、日ごろからの防災意識を持っていた方が地震に対する免疫が付くというものだ。
近々に起きそうな予知地域があると知ったので、気を引き締めておきたいと思う。