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もちろん個人がどんな政治的信念を持ち、それを主張しようが自由である。
だが、それならもっと国際政治や社会の勉強をし、きちんと一冊の本を物すればいい。
新書を愛し、本格的な新書案内を読みたいと手に取った読者に対して、
このような「新書を道具にする」やり方は失礼であるし、邪道であると思う。
取り上げる新書も偏っており、政治系の本は岩波や集英社がほとんどで、文春やPHPはほぼ皆無。
はっきり言って、この手の書評をするには著者の信念はあまりにも凝り固まっており、
自分の考えと180度違うものを読んだことによって新しい知見がひらけてくるという
読書の喜びや快楽に対して怠惰過ぎる。自身の偏狭な思想を補強するためだけに読書をする
というなら勝手にやればいい。しかし、そんな御仁に書評本を書く資格などない。
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