インド、中国、ブラジルなど成長著しい新興国経済、日本よりずっとコーポレート・ガバナンスが行き届き、株主重視姿勢が徹底している欧米先進国の株式市場。世界に目を向ければ、投資の幅はグーンと広がります。そして、日本の状況を考えると、これらの投資機会を取り込んでいく必要性は、ますます高まってくるでしょう。
この本は、日本とは全く違った世界を体感できる外国株投資に、皆さんをいざなう本です。著しく開いた日本株と外国株の過去のパフォーマンスを示し、日本株だけに投資するデメリット、外国株に投資するメリット、具体的に外国株に投資する方法や情報収集の仕方まで、わかりやすく説明しています。
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5つ星のうち 5.0
目から鱗の視点,
By 榛名 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: いまこそ始めよう 外国株投資入門 (単行本(ソフトカバー))
分散投資の有用性は投資の世界で十分に語り継がれているが、わが国経済の抱える問題の大きさと、そこから個人がこうむるかも知れない被害の大きさを丁寧に説明されれば、外国株への投資にも一歩踏み出す「勇気」が湧いてこよう。世界基準の優良企業比較では、日本企業が残念ながら大きく劣後する現状が描かれ説得的である。一気に踏み出せない投資家には、最後の章でETF投資の勧めが残されているが、案外この勧めが、いわゆる個人投資家には最良のアドバイスかとも感じる。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
そろそろ外国株?,
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レビュー対象商品: いまこそ始めよう 外国株投資入門 (単行本(ソフトカバー))
外国株はやや敷居が高いと思っていたが、この本を読んで、新興国の資源開発や保険関連の会社に投資してみようと思った。40代半ばのサラリーマンとして、老後の心配は、健康もさることながら、やはりお金。60代、70代、そして80代の時にゆとりある暮らしをしたいのはやまやまだ。しかし、日本の総人口→総需要と生産が減少、という状況の中で、長期的に日本株にどこまで期待できるかを考えると・・・外国株への資産配分の増加が全体の資産価値を防衛する、という主張はまったく同感。 外国株式投資に関する具体的なアドバイスも豊富なので、「外国株投資入門」の名のとおり、外国株式をこれから始めようと考えているが、どういう手順で進めたらよいかわからない人にも役立つと思う。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本株関係者にも読んでほしい。,
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レビュー対象商品: いまこそ始めよう 外国株投資入門 (単行本(ソフトカバー))
著者はどこの金融機関にも属さない、独立した投資アドバイザーであり、客観的に、現在のふがいない日本株式市場の状況ならびに海外投資の必要性を訴えている点は高く評価してよいだろう。すでに一部の日本の年金基金などは、ホームカントリー・バイアスから脱して、積極的にグローバル投資に踏み出しているところも出つつある。洗練されたリスク・リターンの分析に基づいて、個人投資家向けに外国株投資を推奨している点は、筆者のアカデミックな知識、経験からきていると思われるが、逆に、一般の個人投資家にはやや硬い内容になっている点もあるかもしれない。しかし、失われた20年の間に、日本株しか投資していなかった大半の投資家にとっては本書のような啓蒙的な投資手引きがもっと早く世に出ていたらと悔やまれる。また大手投信会社もグローバル投資を主眼としたフラグシップ・ファンドをなぜ日本の投資家に提供できなかったか反省すべき点も多いだろう。本書に紹介しているピーター・リンチは1980年代に日本株に投資し、大きな成果を挙げていた。また日本株が上がらない理由を詳細に説明しているが、非常に説得力がある。今のままでは当分上昇基調に戻るとは思われない。本書は外国株式投資をこれから目指す投資家にとって有用であるだけでなく、日本株式投資の関係者(運用会社、証券会社、上場企業、取引所など)にも是非熟読いただき、日本株式復活のための今後の対応を期待したい。
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