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いま、胎動する落語―苦悩する落語〈2〉 (苦悩する落語 (2))
 
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いま、胎動する落語―苦悩する落語〈2〉 (苦悩する落語 (2)) [単行本]

春風亭 小朝
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

いま、あらゆる年代の人々に落語について話を聞いたら、春風亭小朝の名前が多く出るのではないだろうか。寄席以外にも、落語の普及を楽しく進めるようメディアへ露出し、従来の落語家というイメージを覆したとして大きく評価されている。落語界を支える功労者は、いままでとこれからに何を想うのだろうか。

前回出版された「苦悩する落語」から6年。付いたタイトルは“胎動する”落語だ。しかし落語界が低迷していたと言う2000年頃と、盛り返しを見せつつある2006年まで、決して明るい話題ばかりだったという訳ではない。親友の桂三木助、古今亭志ん朝、柳家小さん、その他沢山の素晴らしい方々が惜しまれつつこの世を去った。だが、むしろ敬意を払いながら、落語界は華やかな興行・笑いの耐えない寄席を続けている。

そして更なる活性化を試みた春風亭小朝が中心となり、結成された『六人の会』。「すごくわかりやすく言えば、僕が入門したいな、落語界に入りたいなと思ってた時代に戻すということですかね。」と語るように、メンバーには笑福亭鶴瓶、春風亭昇太、立川志の輔、柳家花緑、林家正蔵とバラエティに富んだ、一癖も二癖もある面々が揃う。六人の会主催の落語会として開催されている東西落語研鑽会は、毎回満員御礼の大盛況だ。それを見た若手がユニットを組んだり、他の噺家が会を作ってまたお互いに刺激を受ける。そんなねらいが当たり、なんとかしてこういう意志が強まって、いい結果が出ているという。

そんな追い風を受けて、これからの落語はどうなっていくのか…。5年後2010年に向けた予測など、10時間にもわたり語ったことばたちを完全収録。小朝ファン・落語ファンのみならず、落語に興味はあるけれど敷居が高そう…と感じている方にもお勧めしたい、注目の一冊です!

内容(「BOOK」データベースより)

落語界の過去、現在、未来を、この一冊に凝縮。各方面に衝撃をあたえた『苦悩する落語』第2弾。

登録情報

  • 単行本: 226ページ
  • 出版社: ぴあ (2006/9/2)
  • ISBN-10: 4835616391
  • ISBN-13: 978-4835616391
  • 発売日: 2006/9/2
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 606,914位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
先日、小朝の主催する銀座の落語会を聞きにいったが、そのとき貰ったパンフレットに紹介されていたので、手にとって見た。

一般にはほとんど知られていないが、落語界には落語界の根深い問題があるらしい。

前著「苦悩する落語」は2000年の上梓、落語界への問題提起が中心となっていたが、それから6年たった今、落語界はどう変わったのかが本書のテーマである。インタビューによる語りおろしで、読みやすい。

もちろん芸能界の裏話なので有名人のゴシップ的な面白さもあるが、それよりも小朝が落語界をどのように変えてきたのか、その奮闘振りが大変興味深い。

落語は伝統芸能であるにもかかわらず、歌舞伎や能楽などとは全く違ったポジションにある。しかもどちらかといえば長期衰退傾向だ。その原因は決して人々の興味が去ったからではなく、落語界の旧態依然とした習慣にある、という。

古典落語でありながら、古い習慣を打ち破り、新しい時代にあった形に変えていく。その姿勢はビジネス界でいう、まさにブレイクスルーである。だからビジネス書として読んでも、十分参考になる。古いものと新しいもの。問題はいずこも同じ、なのかもしれない。
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