僕は長年アルコール依存でした。
朝まで飲み周ってトラブルを起こしたりといったこともしばしばで、家族や周りの人達にも大いに迷惑をかけてきましたがどうしても
止められずにきました。
しかしつい最近、性懲りもなく深夜スナックで一人で飲んでいてそばにいたグループと揉めてぼこぼこにされたあげくかなりの高さの階段
から突き落とされて全身打撲で頭も何針も縫う大けがをしました。
それをきっかけに本格的に断酒を頑張るようになり、アルコール治療院にも通い、日々断酒を誓う毎日だったのですが、酒に溺れる
根本的な原因は精神にあると思い、心が救われないと本当の意味ではアル依存からは抜け出せないのではないかと思いました。
そんな汚れて弱った異臭のする僕の心を、恵みの朝の光でやさしく照らしてくれたのが本書です。
読むたびに、各ページの一文一文に感銘を受けているのですが、そのうちの一つに「余命一週間のつもりで暮らすと人生の貴重さが
立ち上がってくる」と言う教えがあり、実際に死にそうな目にあったこともあってか移入がしやすく、今日という日はもう二度と戻って
くることはない恐ろしく貴重なものであることを垣間見て、いつも会っている知人と会ってもその貴重さに心の中でしみじみと感心したり
しています。
また、「幸福には条件はいらず、どんな状況になっても楽しんだものの勝ちなのだ」という言葉は、いつも肌身離さず持ち歩きたい
座右の銘となりました。
この本は、僕の心の闇の部分(不安、怒り、蔑み、傲慢、悲しみ等々)を根本的に治療していく圧倒的なパワーをくれます。
誠に素晴らしい本と巡り合えて幸せでございます。
ありがとうございました!!