日経BP企画
いま、日産で起こっていること 躍進する企業の戦略と実行力
奇跡とまで言われたV字回復を果たした日産自動車。その内部では何が変わったのか。著者は、カルロス・ゴーン社長による「日産リバイバルプラン」の成果を、1台の新車が世に出るプロセスを追うことで確認しようと試みた。その車とは今年2月に発売された高級セダン「ティアナ」である。
奇跡とまで言われたV字回復を果たした日産自動車。その内部では何が変わったのか。著者は、カルロス・ゴーン社長による「日産リバイバルプラン」の成果を、1台の新車が世に出るプロセスを追うことで確認しようと試みた。その車とは今年2月に発売された高級セダン「ティアナ」である。
事の起こりは2000年末に同社のイントラネットに掲示された新車の企画責任者の社内公募だった。それに応え、技術畑一筋から未経験の商品企画部門へ転身した西山太一郎氏にスポットを当てる。その体験を通じて変革後の優れたマネジメントを浮き彫りにする。
購買者にとっての最も大きな変化の1つはデザインであろう。新たな体制の下でチーフ・デザイナーは「仕事が100倍に増えた」と感じるという。それは部門横断的な折衝や作業と、「デザインが日産ブランドの強化に重要な役割を果たす」という2つの戦略によると解説。「新しいデザインのプロフェッショナリズム」が定着していると著者は見る。また、車名を社内公募して、命名者には50万円の報奨金を与える新制度などにも触れ、「新生日産の求心力がより強固になろうとしている」とも語る。同様にコスト管理、広告戦略、営業体制に起きた「内なる改革」について詳しくリポートする。
(日経ビジネス 2003/05/12 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
2月3日発売の高級Lクラスセダン「ティアナ」は「日産180」の「1」(世界で100万台増倍)にとって重要な意味を持つ。販売台数増加こそが試金石ということで、ゴーン氏の思い入れも強い。本書は、2000年からスタートした新車開発プロジェクトの詳細をたどりながら、日産の現状を紹介する。
商品企画・西山太一郎氏、デザイン・中島敬氏、マーケティング・貴田晃氏の3人を中心に記述されているが、セダンは定番カテゴリーだけに、日産というユニークな会社の意思とプロセスがよくわかる。
リーダーの公募、食道のイスにまでおよぶブランド戦略、中村史郎のデザインマネジメント、顧客の声をとことん吸い上げたうえで売りのポイントを1つに絞り込むマーケティング手法、目的と責任者の明確な会議の効率と心地よさ、利益とコストの緻密な管理のシステム、全社情報共有、12のコンピテンシーに基づく戦略的HRなど、参考になる点が多い。
商品企画・西山太一郎氏、デザイン・中島敬氏、マーケティング・貴田晃氏の3人を中心に記述されているが、セダンは定番カテゴリーだけに、日産というユニークな会社の意思とプロセスがよくわかる。
リーダーの公募、食道のイスにまでおよぶブランド戦略、中村史郎のデザインマネジメント、顧客の声をとことん吸い上げたうえで売りのポイントを1つに絞り込むマーケティング手法、目的と責任者の明確な会議の効率と心地よさ、利益とコストの緻密な管理のシステム、全社情報共有、12のコンピテンシーに基づく戦略的HRなど、参考になる点が多い。
内容(「BOOK」データベースより)
日産から目が離せない。ヒット車の連発、矢継ぎ早の打ち手、次々と塗り替えられる業績記録…エンジン全開のパワーの源は何か。本書は、「夜明け」(ティアナ)という名の新車開発のプロセスをたどりながら、商品開発、ブランド、デザイン、マーケティング、営業、財務、HR(ヒューマンリソース)など、あらゆる角度から「躍進する企業の戦略と実行」を紹介する。
内容(「MARC」データベースより)
日産から目が離せない。ヒット車の連発、次々と塗り替えられる業績記録…エンジン全開のパワーの源とは何か。新車開発のプロセスを辿りながら、商品開発、ブランド等、あらゆる角度から「躍進する企業の戦略と実行」を紹介。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
峰 如之介
ビジネスジャーナリスト。1956年生まれ。業界紙記者を経て独立。ビジネス、環境、先端技術、人事教育などを中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ビジネスジャーナリスト。1956年生まれ。業界紙記者を経て独立。ビジネス、環境、先端技術、人事教育などを中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)