事の起こりは2000年末に同社のイントラネットに掲示された新車の企画責任者の社内公募だった。それに応え、技術畑一筋から未経験の商品企画部門へ転身した西山太一郎氏にスポットを当てる。その体験を通じて変革後の優れたマネジメントを浮き彫りにする。
購買者にとっての最も大きな変化の1つはデザインであろう。新たな体制の下でチーフ・デザイナーは「仕事が100倍に増えた」と感じるという。それは部門横断的な折衝や作業と、「デザインが日産ブランドの強化に重要な役割を果たす」という2つの戦略によると解説。「新しいデザインのプロフェッショナリズム」が定着していると著者は見る。また、車名を社内公募して、命名者には50万円の報奨金を与える新制度などにも触れ、「新生日産の求心力がより強固になろうとしている」とも語る。同様にコスト管理、広告戦略、営業体制に起きた「内なる改革」について詳しくリポートする。
(日経ビジネス 2003/05/12 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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