前半のコールドスリープから目覚めるあたりまでは美しい映像と、これからどうなるのかという期待感があり面白いです。
その後しばらくはよくあるサバイバル映画的なシーンが続きます。それを過ぎると
夢なのか現実なのか誰が敵で誰が味方なのかストーリーがグチャグチャしてきて、見ていて疲れるだけの映画になってしまいます。
そしてストーリーを追うのに疲れ、せっかく映画の前半でキャラに感情移入しかかっていたのに
それが断ち切られ、頭の中は疑問点だらけになり、ラストにはなんの感動もありませんでした。
もうちょっと後半のシナリオをよく練って、シンプルで理解しやすく、且つ面白いものにしてから映画化するべきだったと思います。
また、科学SF的な話にするのか、或いはファンタジックな話にするのかも曖昧で、どっちつかずな中途半端な印象を受けました。
余談ですが、このアニメの監督は宮崎駿監督の下にいたことのある方のせいか所々、宮崎アニメに似た部分がありましたね。
一番最後のカットは風の谷のナウシカのラストのカット(腐海の底で芽を出しているチコの実とナウシカのゴーグル)のオマージュのように見えました。