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いのちの恩返し―がんと向き合った「いのちの授業」の日々
 
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いのちの恩返し―がんと向き合った「いのちの授業」の日々 [単行本]

山田 泉
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山田 泉
1959年大分県豊後高田市生まれ。1979年から養護教諭の仕事に就き、県内の7校の小・中学校に勤めた。2000年2月、乳がんを発症し休職。左乳房の温存手術後、放射線治療、ホルモン療法を受けた。2002年4月に復職し、自らの体験をもとに「いのちの授業」に取り組んでいたが、2005年11月に再発。再び手術を受け、休職。2006年10月に復職したが、体力の限界を感じ、2007年3月退職。“人間と性”教育研究協議会会員(豊後高田サークル代表)、オードリーの会(おおいた乳がん患者の会)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 高文研 (2008/05)
  • ISBN-10: 4874984010
  • ISBN-13: 978-4874984017
  • 発売日: 2008/05
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 本が生きている。本が踊っている。本が笑い、泣いている。
 がんはつらい、死はこわい―そうであるに決まっている。だからこそ人は輝くことができる。
 前著(「いのちの授業をもう一度」)で、子どもたちの心をつかむ“いのちの授業”を鮮やかに見せてくれたがん患者で保健室の“おばさん”山ちゃんが、そのルーツと今を語る。
 小さなお菓子屋に生まれた山ちゃんは、「団子を売るように」保健室で子どもたちを待ちかまえ、地元の元総理に山ほど手紙を書いて学校に連れてくる。そんなこんなのウラ話の数々。がん患者の新聞記者と繰り広げる教育論、がん患者論。2人の名インタビュアーを得て、山ちゃんの“いのち”が輝いている。
 話はそこで終わらない。フランスのがん友だちと交流し、パリで天才チェロ奏者と出会い、日本の田舎の児童施設でチェロ・コンサート!いのちの出会いはどこまでも広がる・・・。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 茶々丸 VINE™ メンバー
形式:単行本
 最近、1人になると泣くことが多くなった。今の私の前にあるのは全治する可能性の少ない病気、そして毎朝目が覚めると真っ先に目に入ってくるのは病室の白い天井、そして廊下を行き交う看護師さんの足音でそこから“今日も生きている”との思いを実感する。
 時々見舞いに来てくれる友人の“良くなる日が来ることを信じて治そう”と励ましてくれる言葉とこの本を届けてくれた山ちゃんの言葉が今、私の胸に響く唯一の言葉である。
 学校の保健室でいつもニコニコと笑顔で子供達を迎い入れていた山ちゃんは本当の意味での教育者であると思う。子供の表情や言葉の端々から子供の状態を把握できること、本当はクラス担任の先生がやらなければならない仕事を山ちゃんは教師として普通にこなしていた。学校という世界の中で“保健室”の持つ意味は近年、重くなりつつある。けれど保健室の先生は職員会議でも主役となることは多くない。でも子供達にとって学校で一番、身近にいてくれる先生は“保健室の先生”であることも少なからぬ現実でもある。
 自らの病気を子供達に知らせ、そして命の尊さ、人間と人間の関わり合いの大切さを伝えることで教室を再生し続け、“生きることの意味”を教室で話し続けてきた山ちゃんの姿に感謝を捧げたい。「ありがとう、保健室の先生」
 
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