養子としてもらわれて育てられたエイプリル(ヘレン・ハント『キャスト・アウェイ』『恋愛小説家』)。40歳を目前にして夫はいるけど子供がいない。子供を産みたいという気持ちでいっぱい。そんなエイプリルを中心に次々と複雑な出来事が起きていく。
まず夫が別居を申し出てくる。悲しいことに養母が他界。それから自分が実母だという女性から突然連絡が来る。そして学校で教師をしているエイプリルの生徒の父親フランクと親しくなり恋愛関係に発展。そしたらなんとエイプリルが妊娠していた!次から次へと起こるハチャメチャな出来事の連続。エイプリルの物語の行きつく先とは…。
爆笑とは言えないけれど、軽いコメディタッチの映画で穏やかな雰囲気がとても温かい。
夫に別居を告げられ、養母が他界し悲しむエイプリル。突然実母と名乗る女性が現れて困惑するエイプリル。教え子の父親なのでちょっと引け目を感じながらもフランクに惹かれていくエイプリル。フランクと関係が発展していくうち夫から連絡が来て混乱するエイプリル。そして妊娠していることがわかり喜びながらも、夫の反応やこれからのフランクとの関係に戸惑いを隠せないエイプリル。喜怒哀楽、いろんな出来事でいろんな感情を感じる彼女にとても親近感がわきます。そして一生懸命考えて、悩みながらも先へ進んでいくエイプリルに勇気づけられる。強く前進していく彼女はとても心強き女性。結末はちょっとほろ苦く、迷いもありながら少し悲しく、でも幸せそうでこれから自分の人生を生きていくんだという決心のエイプリルの表情が印象的なラストでした。
アラフォー世代にはぜひ観ていただきたい映画です。全部とは言わないけれど、きっと共感できるところは必ずあると思います。