前著ラッキー・マン刊行後の彼の俳優として、パーキンソン病患者として、活動家として、夫・父親としての想いがよく伝わってきた一冊。俳優として主にドラマで彼のファンな私はスピンシティの撮影中にもこんなに苦しんでいたとは知らず泣きそうになった。911のエピソードは家族想いの一面を垣間見た気がする。病気と向き合い日々生活するのは誰だって恐いはずだ。でもその気持ちをこうしてユーモアで一部包み込みながらマイナス面ばかりを捉える書き方ではないのが読みやすいし何はともあれ愛すべき家族のサポートもあっての事だろう。彼は本当にラッキーマンだ。色んな意味で。最近の映像を見ると症状がひどい時もあるみたいで涙が出てくるが、久々にバンクーバー五輪閉会式に出ていた所を見ると元気そうでもあり、いかに病気と付き合いながら生きていくのが大変なのか思い知らされる。私はこれからも彼を応援し続けるだろう。