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いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)
 
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いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫) [文庫]

江國 香織
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

吉田くんとのデートで買ったチョコレートバーの味、熱帯雨林にすむ緑の猫への憧れ、年上の女の細くて冷たい指の感触…。10人の女子高校生がおりなす、残酷でせつない、とても可憐な6つの物語。少女と大人のあわいで揺れる17歳の孤独と幸福を鮮やかに描き出した短篇小説集。

内容(「MARC」データベースより)

17歳の気持ちを、あなたはまだおぼえていますか? 吉田くんとのデートで買ったチョコレートバーの味、年上の女の細くて冷たい指の感触…。10人の女子高校生がおりなす、残酷でせつない、とても可憐な6つの物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 213ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/11)
  • ISBN-10: 4022643544
  • ISBN-13: 978-4022643544
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 夢追い虫 トップ1000レビュアー
形式:単行本
ある女子高の、あるクラスの10人の女の子が出てくる短編集。
章ごとに主人公がかわり、別の章では脇役だった子が実はこんなことを考えていたんだー、とか、あの子はみんなからこんな風に思われているんだー、とかいろんな人を視点をのぞけるのが楽しい。

私は高校で3年間、クラス替えもなく同じメンバーで過ごしました。つまらないクラスで、あのメンバーと3年も過ごしたから私の高校生活はつまらなかったんだって今まで思い込んでいました。うん、だけどこれを読んでみると、クラスの中で個人が見せている姿なんて自分の中のほんのちょっとの部分にしかすぎなくて、その一部だけで「こいつらつまんない」って判断して、誰のことのきちんと見つめようとしなかった自分こそが、高校生活をつまらないものにしてしまった張本人だったんだなぁと、この本を読み終えた今は思います。高校を卒業して2年後に同じクラスだった女の子から「あなたとはもっと仲良くなれたはずだと思う。」という手紙をもらいました。少なくても彼女は私より広い視野を持っていたのかもしれないですね。

そんなことを思い出させてくれる本でした。

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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 「いわゆる恵まれた家庭環境の子が多い」私立の女子高の、同じクラスに在籍する女の子たちが、一人称で語る連作短編集。
 ごく普通に日々を暮らす一人ひとりが、いろんなふうに物事をみながら自分の暮らしを生きている。そのことが、つややかで繊細な文章で描かれています。

 他のレビュアーさんのコメントをみるとこの本の読者は女性が多いようですが、私のような年配の男性が読んでも共感できるすばらしい作品です。私は、一人ひとりの生活や考えをたどりながら、ゆっくり1話ずつ読み進めました。

 特に印象的なのが「緑の猫」。すこしずつ「おかしく」なっていくエミの切迫した感情も、彼女を気遣う萌子の心の動きも息苦しいほどよく伝わってきます。そして、「高野さんをほんの少し好き」という萌子には「そうですよねえ」と静かに共感します。
 秋から冬へと季節が深まっていくその空気感までが印象的にリアルに描かれた作品。ほんの30ページの短いストーリィなのに、梅雨時の朝の電車の中で読み終えても、しばらくは冬の冷たい静けさが心を満たすような作品でした。

 また、6つの物語は全体を通じてていねいに構成されています(たとえば、女の子たちのべつべつの暮らしが、いったん、高野さんのサインペンの場面の1点に印象的に収斂し、そのあと再びそれぞれの方向に拡散していくなど)。

 「次はどうなるんだろう」というような興味本位のストーリーがあるような小説ではないので、10人が10人とも好むかどうか。だから、むやみにこの本を他人に勧める気にはなれません。むしろ、「この本がわかる人といっしょに話がしたい」という感じでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
登場する女の子は話によって主人公の時もあれば、ほとんど登場しない事も。1つの話だけでは、人間関係がわからない。話が進むにつれて、徐々に浮き彫りにされていく。淡々と記された文章は、読んでいて気持が静まる。「なるほど、女の子はこういう事を考えるものなのか」と、時折頷いてみたり。ただ最後の話だけは男の視点で描かれていて、ドキッとさせられた。
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最近のカスタマーレビュー
学生時代
考えさせられる一冊でした。一見すると通り過ぎてしまう内容ですが、読み手の感受性によってかなり意見が変わる、そんな気がします。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 小ジャッキー
カテゴライズ出来ないというカテゴリ”女子高校生”
都会の、裕福な私立の女子高校生。
クラスメイトたちは皆、見えない形で進行する成長と向き合ってます。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: シャカリキけー助
過去にひきずられるのはやめにしたい。
思い出すのは定期試験。
テストが終わった後の答え合わせ。したした。
英語だけ得意なやつ。いたいた。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/21 投稿者: shigekey
女子高時代
この作品から伝わってくるあの頃の女子高の空気感。女子高独特の空気がとてもよく表現されていて、お気に入りの一冊入り。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/19 投稿者: 朧月夜
夢のようにながい一瞬
同じ制服を着て、となりで笑いあいながらも、それぞれの帰る場所は違う。内側には誰も覗くことの出来ない一面がある。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/21 投稿者: mi285
懐かしき
月並みだが、自分が女子高生だった頃を思い出す作品。
江國作品の中でも、「神様のボート」の次に好き。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/7 投稿者: 0821win
そんなころも、あった。
 高校生というモノは、オトナとコドモの狭間で、いろいろなきもちが揺れ動く。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/16 投稿者: 匿名ちゃん
かおりも、色もつけがたいあのとき
その時々の場で、時々の主人公がたどり着くもう一枚の世界。
そこではもう制服も長い爪もプリクラも現実的ではない。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/7 投稿者: サシャ
なぜだろう?
最初に読んだ時には、こんな感じかぁ・・というほどだったのに、なぜか心の片隅にあって、いつの間にか私のお気に入りの一冊になっちゃってます。何を意味して書いてあるのか... 続きを読む
投稿日: 2006/7/4 投稿者: SweetTom
一番好きな江国作品
私は大体の江国さんの作品を読んできましたがこれは一番好きです。

特に好きなのは「緑の猫」。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/4 投稿者: Ecla
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