リズ・フィールディングのお話は元々大好きですし、津谷さんのロマンス作品もどれもハズレがないので、安心して買った一冊ですが、まさかロマンスコミックで泣くとは思ってもみませんでした。
…が、このお話を読んで2回涙が出てきました。
詳しくは書けませんが、途中でヒロインのマティが自分を追い込み、ある行為をしてしまうところ(彼女の危機を察したように現れるヒーローがナイスですー)、それからラストの数ページ。
このお話は車椅子で生活しているヒロインが主人公ですが、決してお涙ちょうだいものではありません。ヒロインはイラストレーターという職業があり、自分で車も運転するし、水泳も上手な、大人の女性です。
でもそんな彼女の心の奥の本当の寂しさや癒えていない傷に気づき、少年のように実直にアプローチしてくるヒーロー、そのユーモアと真剣さのミックス具合がほんとに素敵ですー。
周りの人たちもいい人ばかり(ヒロインが過去に関わった人を除き)。特にヒーローのお姉さん◎。
最後の数ページ、さわやかな涙がじんわりと出てきました。
自分の力で、しっかり幸せをつかんでいくヒロインと、それを優しく見守るヒーローのあったかいお話。オススメです。