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天邪鬼な私はかなり斜(ハス)に構えて読んだ。
柳の下狙いの2冊目なんて・・・、
出版社に無理やり頼まれて・・・、
水で薄めたような内容に違いない・・・、
だいいち「世界でいちばん・・・」なんてのが気にいらねえ・・・。
でもでも
メキシコ飯も食いたくなるし、
是非ともベトナムのチェーも食べ比べたくなる。
絶対絶対ガテマラのティカルにも行きたくなる。
エストニアの街角で一日中道行く小顔の女性を眺めているのいいだろう。
シリアで鼻が曲がりそうなビールにも挑戦したい。
あ~~~行かずに死ねるか!
彼の世界にどっぷり嵌まってしまっている自分がいる。
それより何より、
彼の人間の捉え方、見方が、
やっぱりいい。
それは彼自身のコミュニケーション力とプレゼンテーション力なんだろうか・・・。
多分それぞれの国で、それぞれの国の言葉で、
その国の人に接してるからなんだろうなぁ。
それは語学力とかではなくて、
やっぱり彼の人に対する愛なんだろうなぁ。
とにかく不思議な魅力を持った若者が和歌山にいる。
彼は私を裏切らない。
著者が独断と偏見で選ぶ“世界一”はどれもその土地でのエピソードと深いつながりを持っていて、旅の中での出来事がその土地への思い入れへ大きく影響することが伝わってきます。
そしてどんな逆境でも面白おかしく語ってしまえるほどの著者の前向きな姿がとても頼もしく描かれています。
また、前作以上に旅先での写真が挿入されていて、著者の語る情景を楽しむことができました。
自分の足で世界一周をした男が語る“世界一”のものを疑似体験できる読み応えのある1冊でした。
また、各左ページの左下に書かれている、旅にまつわるパラパラマンガも面白かったです。
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