本書はオブジェクト指向の分析・設計・言語と広範な領域の概説である。
分析として「この世はすべてオブジェクトとメッセージ」
理解とは「内包」「外延」「属性」を決定すること。
設計は結合度を低く、凝集度を高く、権限委譲に留意してクラスを設定すること。
分析の結果から設計を始める。
言語は抽象データ型によるカプセル化=情報隠蔽を行い、
クラス継承による差分コーディングが可能。
本書のオブジェクト指向に関わる概念の要約は以上だが、
技術が苦手だとだんだん分からなくなると思う。
オブジェクト指向の概念を示す言葉を学ぶにはよいかもしれないが、
実際に実践できるようになるかというとそこまでこの本は委譲されていない。
結局、何をオブジェクトとすればいいのかといったことがよくわからないままである。