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いすゞ鳴る (文春文庫)
 
 

いすゞ鳴る (文春文庫) [文庫]

山本 一力
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

奉納船を携え伊勢参りに向かう、土佐の荒くれ鯨漁師たち。安政の大地震の傷も癒えぬ江戸からは、豪商・伊勢屋の一行が船で伊勢を目指す。庶民の夢の旅を先導する御師の見識と器量が人の縁を豊かに結んでゆく。「伊勢で出会う江戸のこどもは、いずれ土佐に来る」御師の予言が成就する時、現れた景色とは。熱く爽快な傑作時代長篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本 一力
1948年、高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 524ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/01)
  • ISBN-10: 4167670143
  • ISBN-13: 978-4167670146
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 78,406位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rob Jameson トップ1000レビュアー
形式:文庫
 時は安政二年の江戸大地震の翌年。土佐室戸のクジラ漁師と江戸深川のこどもが、今の用語ではツアーコンダクターに導かれて伊勢で出会う不思議物語。

 脇役を固めるのが、江戸の水売り、深川一の両替商、長屋の差配、火消し、さらに土佐からは船大工。伊勢では能登の御陣乗太鼓も。あと銭売りと駕篭かきが加われば一力小説のオールスター勢ぞろいだろう。
 東西を結ぶ海の道を航海するのは、品川から出帆する五百石積みの快速船七日船とクジラを追うため時速9キロを出せる八丁櫓船。まことにスケールが大きい。

 話をつなげる仕掛けの夢見は繰り返された分だけ賛否の分かれるところだろうが、最後の20頁に描かれる正月元旦の土佐の海の夜明けと夢の実現シーンは圧巻である。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
江戸と土佐の御師、土佐の漁師それに江戸の大工棟梁、両替商等
多彩な人々が登場して最初はどんな風に話が進むのかとちょっと戸惑います。
御師の能力に夢見があって、これを気にする人は物語に集中出来ないかも知れません。
山本ファンの人は多分気にしないと思いますし、私はとても面白く読めました。
最終章の「いすゞ杖」は緊迫感があってとてもいいです。
物語に回想箇所があってやや読みにくいですが、少しおまけで星5つにしました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By White Spirit トップ100レビュアー
形式:文庫
物語は江戸と土佐、双方に暮らす人々を対比させながら
進行していきます。
伊勢への旅を安全かつ順調に引率する御師という現代で言えば
ツアーコンダクターに匹敵するお仕事をする人々が
揃って霊能力の持ち主であり物語の中心になっています。

江戸と土佐の出来事を交互に読んでいくのは最初、
わかりづらかったのですがだんだん接点が見えてくると
引き込まれて一気に読みました。

ただ御師になる才能の持ち主の江戸の子供の行く末が曖昧だった点が
個人的に★一つマイナスでした。
そちらの方が読者の想像力を掻き立てて良いと言われる方も多いかも
しれませんので読後に関しては別れそうです。
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