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いじめの時間 (新潮文庫)
 
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いじめの時間 (新潮文庫) [文庫]

江国 香織 , 角田 光代 , 稲葉 真弓 , 野中 柊 , 湯本 香樹実 , 大岡 玲 , 柳 美里
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「いじめられる子」と「いじめる子」。ふたりの間に横たわるのは、暗くて深い心の闇。でもいつのまにか両者が入れ替わったり、互いの傷を舐めあっていることもある。さまざまな「いじめ」に翻弄され、心が傷つき、魂が壊れることもあるけれど、勇気を出して乗り越えていく者もいる。希望の光が射し込むこともある―すべて「いじめ」をテーマに描かれた7人の作家による入魂の短篇集。

内容(「MARC」データベースより)

いまの学校を考える時、いじめの問題を避けては通れない。「いじめ」「いじめられ」両方の視点で、切実な現代の子どもの深淵を描く小説集。新鋭の実力派作家7人の作品を集めた画期的アンソロジー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 273ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/03)
  • ISBN-10: 4101339619
  • ISBN-13: 978-4101339610
  • 発売日: 2005/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 現実, 2005/4/10
レビュー対象商品: いじめの時間 (新潮文庫) (文庫)
「いじめの時間」の題名に表されているように、
いじめ、をテーマに描かれた短編集。

学校でのいじめ、いじめによって変わっていく性格そのもの、
痛みによる憎悪の連鎖、集団の怖さ、
一般には「いじめ」と呼ばれない家庭内での圧迫、
などを七人の作家が描いています。

正直、「いじめ」の要素を濃密に含んだ文章による現実を、
読み進めていくことは気分のいいものではありません。
私は気分が重くなり、憂鬱にさえなりました。
しかし帯に記されているように、
「魂を壊さないでよ」の名の通り、
いじめというわけのわからない暴力によって、人の心が壊されていいわけがありません。
そういうことを再認識する意味においても、
本書を一度読むことをお勧めします。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 身につまされる, 2005/4/10
レビュー対象商品: いじめの時間 (単行本)
なんという思い切ったタイトルなんだろう!おまけに江國香織、
湯本香樹実、角田光代となると手にせずにはいられないではないの・・・と。

残念ながら江國香織は2行目で『いつか記憶からこぼれ・・・・』の
1編だとすぐに気づいたが、好きな作品なのでそれなりに味わえた。
その他は・・
快・不快で短絡的に行動する傾向にあるとは聞くけれど
ささいな理由で、あるいは理由もなく
個人を攻撃する、あるいは無視する『いじめ』。
一様に表面化してなくて、まわりにいる大人はちっとも気づかぬ
どころか、何もわかっておらず
自分も同じ大人の1人としてどうなんだろうと
考えさせられた。

タイトルがタイトルだけに
身につまされる内容も多く、救われない気分にもなるけれど
最後の『かかしの旅』では、主人公の前向きさに
ほんの少し希望が持ててほっと胸をなでおろし読了した。

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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 生半可では読めないけども, 2006/12/1
レビュー対象商品: いじめの時間 (新潮文庫) (文庫)
強烈、の一言。

江國香織や角田光代を始め、そうそうたる執筆陣ゆえにずいぶん前に買って、でもあまりに重過ぎて読むのを断念した短編小説。

社会現象とも言えるほど吹き荒れているいじめ問題。

しっかりと読んでみようと思って数時間。

やっぱりきつかった…

テーマがテーマ。はっきり言って気分の良い読み物ではないけれど、向き合っていかなくてはいけない問題だと切に感じる。

どういう意図を持って発売されたか、今でもさっぱり分からないが、こんな時代だからこそ、読む人それぞれに答えがあるんじゃないかと感じる。

発表されたのは97年、でも充分通用する。

教育に携わっている人。特にこれから教育の現場で活躍する人には、きついかもしれないけど、一度読んでもらいたい。

「魂を壊さないでよ」の帯の文が心に響きます。
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