ちょっと褒めすぎかもしれないが、
「いしいしんじ」と同時代を生きていることが嬉しくてたまらない。
もちろん、私は直接お会いしたこともないし、友人でも何でもないが、
「ああ、こういう作家が日本にもいてくれて、ありがたいなぁ」と思わずにはおれないのだ。
柔らかな作家である、風のように。
で、この「ごはん日記」。マオマオさんのHP上でリアルタイムに読んでいたけれど、
こうして一冊になると、いやはや、また違った味わいがあって、よろしい。
「食」というテーマはしっかりと押さえながら、
作家・いしいしんじの日常が濃くかいま見られる。文庫本として手のひらのなかで!
さらに、あいだに挟まれたカラーページが、二次元を三次元に誘ってくれる。
巻末の対談で、一気に四次元へ。旅は続く……。
版元の新潮社さん、早く第二弾、第三弾を作ってください。
そして、いしいさん。これからもたくさん書いてください。