主人公以外に脇を固める複数の女性がいて、
それぞれ個性をもたされているのですが、
なによりもその女性たちの相手となる、
男性キャラクターたちの個性が光り際立っています。
かなり明確なモデルがそれぞれいるのではないかと思わせるくらいです。
それによりこの漫画の物語は、
「己の優柔不断さに悩む主人公の前に、
強烈な個性を持った敵(この漫画の場合は敵ではありませんが)、
つまり立ち向かうべき相手があらわれる。
主人公は悩み傷つきながらも仲間の声援や、
自身の知恵と勇気によって奮い起こされた決断力と実行力によって、
立ち向かうべき相手に見事に対峙し、
ヤマを乗り切り、お話を展開させていく」
という少年漫画の王道・正道的な流れが下敷きになっているように感じます。
主人公の健気さはやがて最終話にて、
己の人生を決断する様子が読者の共感として昇華され、
H漫画とは思えない爽やかさを与えてくれるはずです。
あと、しなやかに描かれた女体が大変そそります。
特に主人公が拘束されてクスコを突っ込まれるところがよかったです。
実際にクスコを突っ込む興奮、
すなわちその女性の奥の奥まで全てを覗き込み、
男としての支配欲を完全に満たす錯覚を覚えさせるほどのあの興奮は、
なかなか漫画やAVでの表現は難しいかと思っておりましたが、
何者にも代え難きあの素晴らしい興奮を見事に呼び起こしてくれました。