立ち読みで図らずも号泣した「毎日かあさん4」の後で「いけちゃんとぼく」を読んでしまったせいか、涙はでませんでしたが(人はしょっちゅう泣くのじゃない!)、彼氏が涙ぐんでいました。さすがは「女の無頼派は西原一人で十分」といしかわじゅんに言わしめた西原さん。いしかわじゅんは、「心理的に高度な内容は活字でないと現せない」と書いた紫門ふみのエッセイを「それはあなた(柴門)の漫画家としての力量の問題で、漫画を小説の下に置くような発言は許せない」と批判したそうな。
確かに「いけちゃんとぼく」ひとつをとっても、たかが絵本、されど絵本。本人は「下達するタイプ」と謙遜していますが、「毎日かあさん4」「いけちゃんとぼく」「うつくしいのはら」を読めば西原さんに漫画家としての力量があることは間違いないです。思いだしただけで泣いてしまうような「心理的に高度な内容」を描けるんですもの。