祝! 移籍再開! いやぁ、無事に帰ってきてくれましたよ、ぼくらの博覧亭が。
タイトルがちょっとだけかわっているけど、気にしない気にしない。
コミックREXでの連載から移籍が発表され、前シリーズが5巻で「完結」。どうなることかと心配していたんですが、ありがたいことに、何一つ変わらない状態での復活です。再びこの騒がしい江戸の町並みに出会えたというだけで、喜びもひとしお。
一応、移籍しての「新連載」ってことなので多少導入部分での説明はありますが、基本的には常連さん相手のいつものお仕事。巻を重ねたおかげか、榊の妖怪馬鹿もいかさま師っぷりも、そしてみんなのお父さんっぷりも磨きがかかった感があります。そしてなんといっても、この作品と言ったら愛くるしい付喪神の面々! 五徳猫は秘剣・ワリバシソードを片手に仲間たちの仇討ちに奮戦し、瀬戸大将はついに榊たちとの出会いの物語が明かされる!(ただし、3コマしかないです) 鳴釜は奇跡とすら言われる神事を巻き起こしてキュートなウォ〜ンダンスを披露してくれるし、八咫たちは相変わらずの純情可憐さが止まらない。とにかく、もう妖怪ものでも江戸ものでもなく、ちょっとしたブリーダーの様子を描いたハートフルホームコメディだ。
いや、今巻のめだまは、今まで宙ぶらりんだった「抜け忍」八手の解決エピソードなんですけどね。良いお話も馬鹿馬鹿しいお話も、みんなで楽しく博覧亭。それが一番ですよ。そのついでにちょっとした江戸トリビアが蓄えられれば万々歳です。
ちなみに、青年誌に移籍したんだし、サービスシーンも多め……かどうかはご自分の目で確かめて下さい。そこには某大手コンピューター会社が関わってるとかなんとか。大人の事情は難しいネ。