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いい子は家で [単行本]

青木 淳悟
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

女ともだちのマンションに通う次男。その靴を洗うことに執着する母。仕事をやめ「ひさしぶりに殺し合いをしようぜ」と、ゲームコントローラーを握る兄。父の耳の穴からは得体の知れないものが飛び出して―。いま、最も注目を集める気鋭が拓く、家族小説の新しい地平。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

青木 淳悟
1979年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部在学中の2003年、「四十日と四十夜のメルヘン」で、第35回新潮新人賞を受賞。’04年発表の第二作「クレーターのほとりで」が第18回三島由紀夫賞候補となる。上記二作を収録した初の小説集『四十日と四十夜のメルヘン』で第27回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 174ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/05)
  • ISBN-10: 4104741027
  • ISBN-13: 978-4104741021
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 360,989位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
笑える! 2008/7/14
形式:単行本
作者が最初から人間を掘り下げて描くなんてことを考えていないのは明白で、ここに提出されているのはあくまで状況、というか、環境だと思う。だから、たとえば主人公の兄とか、女友だちとかの掘り下げが足りない、という指摘は、適格ではないと思う。小説って、人間を描くだけのものではないよ?というのが、この作品を読むと、よく、わかる。あと、竜巻のクダリは何かアリエネー!って感じで、笑えました。フツウのリアリズム小説で、こういう楽しさは味わえないと思う。
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15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この小説の語り手は人間ではない。
あるときは足の裏ばかりを注目する低い視線になり、あるときは“家事導線”なるものによって家の展開図そのものになる。
小説が人間によって人間のためにだけ書かれるものだと思い込んでいる人にとって、この小説は「?」の塊か苦痛以外の何物でもないことになってしまうだろうけれど、それは小説が個人の悲しみや喜びを書くものだと思い込んでいるその人が悪い。きっとそういう人たちは、カフカもガルシア=マルケスも深沢七郎も読んだことがないのだろう。
小説というのは自分のサイズで判断するようなちゃちなものではなく、読者として努力してその世界に接近するものだ。こういう小説を書く人が日本にもいてくれることが僕は心からうれしい。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
参った 2007/8/5
By john トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
この本は参った。
「一本とられた」という意味の参ったではなく、本当に参った。

私にはどのように評価してよいのかわからない。

某新聞書評欄において、敬愛する江国香織が推奨していたので久しぶりに小説を読んでみたのだが、内容は作者が実験的に書いたとしか思えない。

夢と妄想をかき集めて出来上がったような「いい子は家で」。
日常生活を古舘伊知郎に実況中継させたものを書き起こすと完成しそうな「ふるさと以外のことは知らない」。
意地悪な娘の視点で親父を描写し、それを息子に書かせた風の「市街地の家」。

残念ながら私は感性が異なるようだ。
作家である江国さんにとっては、作品の参考となるプロットが豊富であることを指して推奨されたのかもしれないが、読者にとってはどうなのだろう。

江国香織推奨のコメントを読んで購入してしまった方がたくさんいらっしゃるだろう。
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