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ある秘密 (新潮クレスト・ブックス)
 
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ある秘密 (新潮クレスト・ブックス) [単行本]

フィリップ グランベール , Philippe Grimbert , 野崎 歓
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

父さんと母さんは何か隠してる…。ひとりっ子で病弱なぼくは、想像上の兄を作って遊んでいたが、ある日、屋根裏部屋で、かつて本当の兄が存在していた形跡を見つける。1950年代のパリを舞台にした自伝的長篇。

内容(「MARC」データベースより)

一人っ子で病弱なぼくは想像上の兄を作って遊んでいたが、ある日、かつて本当の兄が存在していた形跡を見つける。禁断の恋。懊悩。そしてホロコースト…。1950年代のパリを舞台にした自伝的長篇。

登録情報

  • 単行本: 158ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/11)
  • ISBN-10: 410590051X
  • ISBN-13: 978-4105900519
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 86,944位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
成長するにつれ、主人公の中で膨らんでいく疑問。
主人公が紐解く「秘密」と、その行方の物語。

愛する両親や周囲の大人を取り巻いた青春や戦争、懐かしくも悲しい出来事。

短いけれど鮮烈な文章で、
まるで映像をみているかのような気持ちになります。

民族や国は違えど、「戦争と青春」が重なってしまった自分の家族についても考えました。
辛いことの連続でも、それでも生き残って、愛し合って、家族をつくって、
今の自分がいるんだなあと思うととても感慨深いものがありました。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
過去。 2006/1/5
By ヤヤー VINE™ メンバー
形式:単行本
「謎を解く」のは、ワクワクした雰囲気がある。

しかし「秘密を探る」のはどうだろう。

それが、とりわけ自分の両親に関わる事柄であれば。

素っ気ないほど簡潔な文章だ。

それ故かピンと張った糸の上を歩くような緊張を強いられる。

読んでいる自分も、こっそりと誰かの過去を探っているような気持ちになってしまうのだ。

あの、第二次世界大戦時の悲劇に男女の愛憎劇が絡む。

もしも戦争という出来事がなかったら、あのふたりは結ばれていなかったのだろうか。

封印された記憶と人々を「ぼく」=作者が探り当てることになるのだが、

それは図らずも両親を赦すことにもなった。

これはまたフランスという国から見た負の記憶の物語でもある。

わたしたちにはまだ、学ばなければならない歴史がある。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
戦争の影。。 2006/2/11
形式:単行本
禁断の恋。懊悩。ホロコースト。孤独な少年の夢想が残酷な過去を掘り起こす。 

父と母は何か隠している……。ひとりっ子で病弱なぼくは、想像上の兄を作って遊んでいたが、ある日、屋根裏部屋で、かつて本当の兄が存在していた形跡を見つける。両親の秘密とは何か。ナチスによる弾圧と虐殺のはざまで、二人に何が起ったのか。変えられた名字の秘密、そして戦時中両親に起こった暗い過去。

一九五〇年代のパリを舞台にした自伝的長編。

この本のお話は、戦後の少年が両親や近しい人のの話を聞き、想像と調査に基づいて、再構築していくというものです。

戦争は辛いです。全ての人が被害者で、被害者だけれど、何かしらの罪悪感や傷を負いながら戦争が終わった後も生き続けている。

両親の秘密により、孤独でいたたまれなかった彼は、その秘密を知り、受け入れ、またその秘密を守ることによって、両親や自分を許すことが出来た。

淡々とした文章で描かれているものの、題材は深くて重い。

戦争や著者の実体験という現実から出来たこのお話は、読み終わった後、うまく言えないけれど、なにかが重く心に残りました。

でも、主人公の心の動きや、悶々とした気持ちはちょっと理解できなかった。
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