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ある朝鮮総督府警察官僚の回想
 
 

ある朝鮮総督府警察官僚の回想 [単行本]

坪井 幸生 , 荒木 信子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

京城帝大卒業後、有資格者となって総督府に就職、対ソ防諜工作の最前線に立った元警察官僚が日ソ間の「見えざる戦い」と戦時下朝鮮の実相を回想した貴重な手記。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和11年、京城帝国大学卒業後、有資格者となって朝鮮総督府に就職、対ソ防諜工作の最前線に立った元警察官僚が、終戦にいたる14年余の朝鮮体験を回想した貴重な手記である。対ソ戦略の要路たる朝鮮半島において、ソ連はいかなる諜報工作を展開し、日本はこれにいかに対処したのか、本書では、戦前・戦中にわたって繰りひろげられたこの「見えざる戦い」の実態が生々しく語られるとともに、敗戦によって終焉した日本の朝鮮統治の実相が冷静な視点をもって描きだされている。日朝・日韓関係の誤解を正す歴史的証言というべき1冊。

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 草思社 (2004/11)
  • ISBN-10: 4794213565
  • ISBN-13: 978-4794213563
  • 発売日: 2004/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By 若村さき トップ500レビュアー
形式:単行本
「大日本帝国統治下の朝鮮半島では日本語が強制され、朝鮮語が禁止された」というのは、一般には「通説」かもしれません。それがデタラメであるということを示すだけでも、この本の価値はあります。当時において朝鮮人(法的には日本人ですが)も高等試験に合格していわゆるキャリア組になっているものもいたし、朝鮮半島で警察署長をしているものもいたし、太平洋戦争劈頭の日本の進撃に歓喜するものもいた、ということは、否定できないことで、これを踏まえた上で、「歴史認識」とやらを語って欲しいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ai0610 VINE™ メンバー
形式:単行本
 京城帝国大学を卒業し朝鮮総督府の警察官僚、戦後も警察官僚を務めた自己の人生を、戦前を主な中心として著した本。

 帝国大学出身の高級官僚らしく、無駄な表現をさけ、淡々と書かれている所はおもしろい。

 本人も文中述べているが、あくまで自分史として書かれているので、当時の時代背景等それだけを読者に紹介しようとする意思はない。

 しかしながら、朝鮮語は自由にはなされ、日本の下級警官は朝鮮語の取得が必須であったことや、農村等では日本人の存在が稀有であったこと等、当時の朝鮮の状況は垣間見える。

 確かに著者が言うように、高圧的な統治を行えば、3,000万人の朝鮮人に対して、在留邦人70万人では不可能であっただろう。

 彼の同級生の半分は朝鮮人で、北に渡ったものは行方も知れないという。

 老齢の方の割には文章もわかりやすく読みやすいです、買って損はする本ではないと思います。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
著者は朝鮮も警察も好きで入ったわけではないという。在鮮の叔父を頼って京城帝大(城大というらしい)を受験し、総督府に就職するとたまたま警察に配属された。
本書で驚いたのは著者の出世の速さである。25歳で咸興北道外事警察課長、31歳で忠清北道警察部長。今も警察庁キャリアは若くして枢要なポストにつくと言われるが、総督府はそれを上回る。著者が城大首席だったせいもあるかもしれないが。
著者の同窓の城大法科約40名の内、半数が朝鮮人だったそうだ。普通に朝鮮名を名乗っていた。
朝鮮人は弾圧されていたとかハングルの使用が禁じられていたとか創氏改名を強制されていたとかの戦後左翼の解説が嘘っぱちだったことがよくわかる。戦時下の朝鮮は至って平穏で、反体制運動もなく戦意高揚一色だったようだ。戦後の韓国人が異常に反日なのは、このときの自分を否定したいためではないか?
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