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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何度も読み返してしまいました。,
By カスタマー
レビュー対象商品: ある日突然、お遍路さん 単行本 (単行本)
この本は、単なるお遍路ガイドブックとは全く違います。臨場感あふれる描写を通じて読む者をお遍路の旅に引き込みつつ、全体を通して、お遍路の意味合いとか、奥深さを考えさせてくれる本です。だから「いつかきっと・・」と思ってる人はもちろんのこと「お遍路なんて・・・」という人にも、ぜひお薦めしたい一冊です。読み終わった後も何とも言えない清々しさみたいなものが残ってとてもいい気分になります。「ある日突然」には、お遍路は霊験あらたかなんだぞ、ありがたいんだぞ、みたいな押し付けがましいところはまったくなく、読んでて楽しいし、あたかもメンバーの一人としていっしょに歩き遍路の旅をしてる気にさせてくれます。それは道中折々の小さな自然や美しい風景だけでなく、団体行動の中での個々人の揺れ動く気持ちまでもがありありと伝わってくるからです。 私自身、いずれお遍路の旅に出るときには、ぜひこの本を携え、作者と同じ道を辿っていけたらと思っています。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
団体歩き遍路の体験記としても貴重,
By 掬水 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ある日突然、お遍路さん 単行本 (単行本)
自己探究のための講座や講演活動などを行っている「C+Fワークショップ」が企画した歩き遍路区切り打ちの企画に参加したことから、1993年から1996年まで4回に分けて歩いた遍路の記録です。著者がこの1回目の体験を描いた「巡礼の道を行く」は1994年度JTB旅行記賞を受賞、1995年に出版された『四国八十八ヵ所めぐり』に、歩き遍路についての実践的な解説を書くことにつながっていきます。(この『四国八十八ヵ所めぐり』は僕自身の歩き遍路のきっかけとなったガイドブックです。)さて、最初の3回は、この企画に応募した参加者10名前後の団体行動です。歩き遍路中には精神的・肉体的に厳しい状況もあって、初対面のメンバーとの間でさまざまな摩擦や誤解に悩む様子も率直に描かれています。結局結願の旅となった4回目は、団体行動を離れて、親しい友人のみでの旅となっています。 疲労の極限での「悟り」のような不思議な没入体験、持ち切れないお接待を断ってしまった後の割り切れない気持ち、偶然の符合への驚き…、きっと遍路の途上で一度は体験するできごとに、自分の記憶を重ねながら読んでいきます。 ひとり歩きや夫婦遍路の遍路記録は少なくありませんが、本書は団体での歩き遍路の体験記であることもユニークな点です。
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