イルカなどと話ができるという純粋で自分の気持ちにストレートすぎる拓海と、愛に傷付いて人を信じられなくなった流香の物語。
拓海の純粋さは、自然の中で育ったとか、育ててくれたお祖父さんが素敵だったからというのではなく、本質なんでしょうか。
ただ、その純粋さが時として人をいらだたせることも。
流香の夢を叶えるために、拓海が一生懸命働くのですが、それも受け入れてもらえなかったり、そこに元恋人(?)が現れて、2人を引き裂こうとしたり…。
最後まで「どうなるの?」とどきどきしながら読みました。
自然の描写(特に海)が、すごく丁寧で綺麗です。
イルカのテティスと拓海の絆が深いところも、じんわりきます。
全体的に優しい感じのする物語でした。