増築に増築を繰り返した学園の中央部分に、取り残されたかのように建つボロボロのアパート。貧乏ながら奨学金制度で学校に通う主人公に用意された部屋は、そんなアパートの一室だった……
アパート物のラブコメと言えば「めぞん一刻」が代表例だと思われますし、どうしても比べられてしまう部分もあると思いますが、こちらの歩いて一歩は現代の「萌え」を完備しているので、同ジャンルと言って比べるよりは、新しい感覚で読めると思います。
まあ、かわいらしいけどちょっと融通の利かない焼餅焼き「大家」さんですとか、主人公が貧乏であるとかの似ている部分は確かにありますが、それは別として楽しめる内容になっていると思います。
体力系(本当は美人)少女とか、オタク系こまったちゃんとか、大酒飲みの女教師とか……個性豊かな住人と、それに振り回される主人公のドタバタ感は読んでいて楽しいです。
絵柄もそれ程好き嫌いの分かれないかわいらしい系の描き手さんだし、今後も期待したいコミックです。