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ありのままの自分―アイデンティティの常識を超える (お釈迦さまが教えたこと)
 
 

ありのままの自分―アイデンティティの常識を超える (お釈迦さまが教えたこと) [単行本]

アルボムッレ スマナサーラ , Alubomulle Sumanasara
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一人の人間には複数の「顔(性格)」があります。「自分」とは確固たるものではなく、絶え間なく変化するものです。得体の知れない「自分」に翻弄されないために、お釈迦さまは「ありのままの自分」を発見することを説かれます。そのために大切なことは、複雑な自分の心に気づき、心の悪を善に置き換えること。それだけではありません。さらにお釈迦さまは、「たった一つの自分に出会う瞬間もある」と語られているのです。ブッダの智慧が「自分」の謎を解き明かします。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

スマナサーラ,アルボムッレ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説きつづけている。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: サンガ (2007/04)
  • ISBN-10: 490167935X
  • ISBN-13: 978-4901679350
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 20.6 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 262,930位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書でスマナサーラ長老は現代文明に生きる限り、本音と建前を使い分けるのはやむをえないとおっしゃっています。世間一般の常識では、「正直は人の宝」というような価値観がありますが、長老はその考え方にも異議を唱えています。なぜなら、人が本当に自分の本音に正直であったなら犯罪者ということになってしまうからです。例えば、ある人が「あの人は嫌いだいなくなればいいのに」と本音で思い行動に移してしまったら結果は刑務所行きです。したがって、常に正直であればいいのではなく、本音と建前の使い分けが必要になってくるのです。

ところで、人は自分の本音を無視して生きています。人の本音の本質は常に欲・怒り・無知であるのに本音をごまかして生きています。しかし、長老は、
「本音を無視してはいけないのです。本音をないことにしてはいけないのですよ」
「気づいた本音を認めることで、精神的に楽になるのです」(p49)
とおっしゃっています。

ここで本音を無視してはいけない、けれども本音に忠実でありすぎれば犯罪者になる、という板ばさみ状態になります。そこで仏教的な解決法は以下のようなものです。
「もともとは悪である本音をしっかりと磨き上げて、善にする」
「今の瞬間自己を観察する…観察する時間の間隔が短いほど、自分を明確に理解できます」
(P197)

人間の基本的な感情は悪なのだから、こうして自分の観察を続けていると必然的に自分の悪い部分が見えてくるはずです。ですが、「悪を発見すると、悪は勝手に減っていくのです」(P188)という長老のお言葉はヴィパッサナーをする意義と効果を示していて勇気を与えてくれます。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「自己欺瞞」について書いてあったので、「自分の小さな箱から脱出する方法」と何処が違うのか

興味を持って読んだ。(自分の主観の世界が一番深刻な問題だ、というのが共通点じゃないかな?)

本音と建前、”顔”、自己欺瞞、正直、についての解説がおもしろく、参考になった。

これが複雑な自分の心に気づく智慧なのだなーと感心。

そして、心の悪には欲、怒り、怠け、嫉妬、わがまま、落ち込みなどがあると分かって、

少しでも自己欺瞞に気づきやすくなるかなーと思うと、ちょっぴり安心。

脳科学の実験結果によると、解消方法を知っているだけでストレスの上昇が抑えられるとのこと。

同様に、気づきが増えて自分の問題が見えるようになりたいなーと思った。

核心に迫っていく所では、「悪を発見し正直に認めると、悪が勝手に減っていく」に衝撃!

これなら出来そうだ。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
また日本人は原因究明に明け暮れるのだろうか?
学者や評論家がいくら頭をひねってもおそらく理解できないと思う。善因善果、悪因悪果の原則を知らないのだから。

東南アジアの仏教圏ではこのような時、「捨(ウペッカー)」として無関心であると聞いた。
理解の範囲を超えた力に関心を持っても仕方がないというのだろうか?

問題は殺された人たちの家族である。殺人者に対して「怒り」を持って苦しんではいけない
と言うのがお釈迦様の教えである。理解しにくいかもしれない。

 この手の事件原因は、「無視され続けた本音は、反乱を起こす」(p47)のであるとこの本に書いてあるではないか。それによると「物事をうまくやってもうけたい」「勝利を得たい」「褒めてもらいたい」の三つの本音のうちどれかをないことにして、無視し続けると異常な行動をとってしまうとある。今回の事件の犯人は本音を隠して親や先生に対していい子を演じるのが得意だったそうなので、長老の説にぴったりあてはまる。

 まずはこの本にあるように本音に気づき、気づいた本音を認めることで、精神的に楽になりましょう。
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