このドラマはHIVに感染した少女や、その娘と認知症の祖父を抱えるシングルマザー、そして家庭崩壊と、恋人との死別という心の大きな傷を抱える外科医が主人公・・・こうやってみると、「うわあ、かなり暗く重たいドラマかな?」と最初は思ってしまいます。
ところが、これが傑作ラブコメドラマ「あんぱん」を手がけたイ・ジェドン監督と、名作のヒューマンドラマを脚本するイ・ギョンヒのコンビにより、見事なまでに暗さをあまり感じさせないユーモアと人間性と愛とを、温かいタッチで展開させていきます。音楽も秀悦!
最初の第1話の完成度が高く、これだけでも映画ができるほど。^^;外科医を演じるチャン・ヒョクの魅力や、それまで姉御肌の主人公を演じてきたコン・ヒョジンの抑えた自然な演技力。(このドラマでこの二人のファンになる人も多いはず!)そして、なによりHIVの少女を演じるソ・シネの天才的な自然な演技力が見もの。また、脇役だが、すごい温かい存在感を示す祖父役のシン・グ、外科医ギソの恋人だったチェ・ガンヒ、はたまた島の診療所で働く薮医者?のオ・ジョンスを演じるリュ・スンスの成長していく様子・・・などなど脇役の俳優も素敵で魅力的な印象を残します。
まさに何度見ても、心を洗われる、秀作のドラマです!