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114 人中、99人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いまみちともたか,
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レビュー対象商品: ありあまる富 (CD)
もう、ずっと離れない。ドラマで聴いて、ラジオでフルで聴いて、ギターが体の中にずっと響いている。特にアウトロ、絶対聴いてほしい。久々に心が動いた、震えた「ありあまる富」。誰が弾いているのか気になってしょうがなくて調べたら、いまみちともたか(通称:イマサ)さんでした。80年代に活躍されていたバービーボーイズというバンドの方だったんですね。すばらしいギターです。音が立体的で浮き出ていて軽く弾いているようで、とても重厚で鋭角的で、華があるのです。 林檎さんの詞もいちいち心をかき乱します。 涙が止まらなかった“価値”“生命”“富”“嘘”“彼ら”。 音楽をずっと続けてきた今だからこそ生まれてきた言葉。特に“彼ら”が胸に引っかかった。 “君と僕”“あなたと私”の曲が多い中、この曲は“僕らと君と彼らと世界”で“私”はでてこない(オバマさんぽいなと思った)。 “僕ら”と“君”と“彼ら”は同じ“世界”に暮らしているけど、別の価値観を持っていて、“富”に関する考え方が全く違う。 “彼ら”は見える富を追い求める。そして“僕ら”は本当の富は自分自身の中にずっとあると気付いている。“君”はまだそのことに気づいていない。“世界”は妬んだり、まだ不幸だって思っている。 林檎さんは“僕ら”なんですね。“君と彼らと世界”をくぐりぬけて“僕ら”になったんだろうな。いろんなものを見て経験を積まないと“僕ら”にはたどり着けないなぁ。 本当の富って何だろうと深く考えました。 相変わらず、言葉の鋭さ、強さが変わらない。核のようなものが垣間見られてうれしかったです。 東京事変の時とはやはり少し違うような気がします。事変の林檎さんはより人工的に作られた役割を演じている。 椎名林檎は自然なすっぴんな感じ。本当に自分が言いたいことを計算なく素直に言っている。 歌い方も好きだな。あきらめたような顔してても、目だけは前をじっと見つめてるような声。 イントロのベルの音、水のようなぷにょとした音、Dメロのコーラス、アレンジもすばらしい。 丁寧に繊細に作られていて、この曲に関わったすべての人の思いや愛情を感じました。聴く側も心して余すところなく聴かないといけないなと思いました。 ライブでいまみちさんがギター弾いているところ見たいな。林檎さんとの相性ばっちりです。 どうしようもない現実を美しいメロディーにのせて語る、心が浄化されるようなあたたかさにあふれた曲。 たくさんの人に聴いてもらいたいな。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歌詞に癒され、やがてどきりとする。本当に私には価値があるのか?,
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レビュー対象商品: ありあまる富 (CD)
曲は当然良い。歌詞も良い。「価値は生命に従って付いている」の箇所でほとんどの椎名林檎ファンは泣くか唸るかしただろう。ファンでなくともよくぞ書いてくれたと「どうして私の気持ちが分かったのかしら」と勝手に感心しただろう。個人的には東京事変で歌う「私生活」が一番好きな曲だったが、それよりもこの歌が好きになった。癒され、慰められた。何度も聞いた。そしてやがてどきりとした。全身全霊をかけて音楽と向き合う覚悟の椎名林檎が、人間に付随する「無形の価値」を他者の中に見出すのは理解できる。一般大衆の一人である僕は、「あなたにも価値がある」と慰められて、現状に甘んじるのか。いや少しでも林檎嬢にあやかって僕も自分に課せられた使命を全うすべく全力を出し切らねば「有形の価値も持たず、無形の価値すらない自分」になってしまう。叱咤激励を受けたような気がした。包み込まれるように許され癒され、やがてやる気が出てくる。まるで母性愛である。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まいった。,
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レビュー対象商品: ありあまる富 (CD)
正直、、不覚にも感動しました。確かに曲調は何と言うか、狙ってる感もありますし、 彼女の作風からズレてるとは思いました。 俺は元々こういう曲が好きなので、普通にいい曲だなと思いましたが、 そこは好き嫌いの問題ですね。 しかし、凄いのは歌詞の方だと思います。 この人は歌詞を書くのが本当に巧みだなと感心しました。 歌詞がその曲調も何もかもを持ち上げてるというか、、、 上手く言えませんが、言葉遣いも語呂の合わせ方も、 そしてその全体像も到底常人には真似出来ないだろうと思いました。 日本語はよく英語等と比べると音に載りにくいなどと言われますが、 彼女の音楽はある意味、日本語の歌詞としての新たな境地を開拓し続けてるような気がします。
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