筆者の一条真也氏は、冠婚葬祭大手(株)サンレーの社長で、北陸大学未来創造学部客員教授、京都大学こころの未来研究センター共同研究員という方です。
アウトプットすることの大切さが61ページに書いてありました。「とにかく書くことで、頭の中が整理され、どの引き出しに何が入っているかが明確になってきます」。書くことの訓練が読者の成長に役立っていることを具体的に説明しています。確かにレビューも含めて書くことによって頭に定着していくのは間違いありません。本の捉え方も的確になっていきますので。
168ページに読書の最大の効用として、心を豊かにすること、「教養」について書かれています。人間的魅力につながる話で、読書から得られる大きな糧なのでしょう。
何かを得るための読書というのは功利的であまり好きではありません。読書の結果、「教養」も身につくことがある、というぐらいの気持ちのほうが納得しますので。
本書の内容です。
第1部 技術篇 本を読む(本が読めないのは頭が悪い…わけではない 著者像を具体的にイメージする 目次読みの重要性 「まえがき」を熟読する 本に線を引く アウトプットをイメージする 読み返しの作法 あらゆる本を面白がる技術 難しい本は染み込ませる 「読み終える体験」を記憶する 読書の場を演出してみよう 本との出合い方、本の選び方 興味が果てしなくひろがっていくDNAリーディング)
第2部 思想篇 本を捉える(速く読むと得する本、速く読むと損する本 読書でお金は儲かるのか? 社長の読書 なぜわたしは古典を読むのか? 最強の勉強法、天才になれる読書 「死ぬのだって怖くなくなる」癒す読書 読書の効用 教養としての読書 極私的読書体験を明らかにする)