この番組は、最近のお笑い番組の中ではちょっと異質な面白さです。
決して出演者が輝きすぎることなく、絶えず鈍い光を発しています。
逆に言うと本来の素材のままでは絶対に輝くことがない素材がたくさんあるのですが
それをスタッフの編集とMCの二人が磨かれることによって光が発せれています。
それがあってこそのあらびき団であり、
いわゆるあらびきスターなのだと思っています。
その鈍い光こそがあらびきフリークを増殖させているポイントではないかと考えています。
またこのDVDは他のお笑いDVDとはちょっと異なります。
本来この手のDVDの場合、芸人の過去のネタだけを収録するパターンが多い中
全てのネタが撮りおろしであり、MCもTV放送と同じく始めてみるという
放送と同じシチュエーションそのままを再現しています。
これは非常に珍しいですが、それこそがこの番組の全てであり良さであり
その面白さを余すところなく盛り込んだのがこのDVDです。
また、本来放送ではMCのトークは尺の関係上あまり使われていませんが
今回はほぼフルサイズで入っているので
東野、藤井両MCの毒舌吐き放題なところも楽しめます。
ただ、注意していただきたいのは
これをみて好きになった芸人が他の番組や実際にライブで見たら
全く面白くないかもしれない。
それは上記にあるとおりの理由なので、ご了解いただきたい。
そんなことを言いたくなる1枚です。