ラスカルが大好きで、特に何度もDVDやビデオを観直している筋金入りのファンにとってはたまらない1枚です。2枚組になっていて、まずは大杉さんの歌う主題歌「ロック・リバー」始め、珠玉の挿入歌の「つりびより」「おはようドニイ・ブルック」「さよならをゆうときがきたね」など全8曲を収録。そして、その後は、BGMコレクションとして、ラスカルの為に作られた劇中音楽108曲を収録し、その中で83曲が初商品化というのが何とも嬉しい感激。しかも、その流れが5月〜5月のさわやかな朝に〜ウェントワースの森で〜など、ほぼアニメ同様の流れと共にBGMが収録されているので、ファンは聴いてるだけで、ラスカルの可愛い仕草や、あの美しくいとおしい一場面、一場面が心に思い出され、たまらない気持ちになり癒されてくる。
またブックレットも大変充実しており、作品解説、楽曲解説が一曲ずつ丁寧になされ、放映リストも掲載して作り手側の丁寧さに好感が持てます。
ただ、これは完全な音楽集という事で、以前97年に発表されたラスカルの「20th Anniversary」コレクションに収録されたセリフやラスカルの声などは収録されていないので、ファンになりたての人やダイジェスト的に聴きたい方は、そちらの方から聴いてみるのも良いでしょう。
それにしてもつくづく思うのは、作曲家の渡辺岳夫さんに心から感謝です。アニメもさることながらあのアニメの美しい風景や叙情、懐かしい思い出を音楽でここまで見事に表現して下さったその心。アニメを彩った素晴らしい音楽を伝えて下さった渡辺さん、スタッフの皆さんに心から感謝したい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。