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あらいぐまラスカル (竹書房文庫―世界名作劇場)
 
 

あらいぐまラスカル (竹書房文庫―世界名作劇場) [文庫]

スターリング・ノース, 鏡 京介
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1918年、アメリカ・ウィスコンシン州のとある田舎町。自然あふれるこの町に11歳のスターリング少年が住んでいた。動物好きのスターリングは、ある日、友人のオスカーと釣りに出かけ、ウェントワースの森で母親と死にわかれたあらいぐまの赤ちゃんと出会う。ラスカルを育てることで、スターリング自身もいつしか成長していく−−−、『世界名作劇場』シリーズきっての代表作! ※この作品はテレビアニメ『世界名作劇場』シリーズの第3弾作品「あらいぐまラスカル」(1977年放映)を小説化したものです。                                                                        (C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.1977

内容(「BOOK」データベースより)

1918年、アメリカ・ウィスコンシン州のとある田舎町。自然あふれるこの町に11歳のスターリング少年が住んでいた。動物好きのスターリングは、ある日、友人のオスカーと釣りに出かけ、ウェントワースの森で母親と死にわかれたあらいぐまの赤ちゃんと出会う。ラスカルを育てることで、スターリング自身もいつしか成長していく―、『世界名作劇場』シリーズきっての代表作。

登録情報

  • 文庫: 227ページ
  • 出版社: 竹書房 (2004/03)
  • ISBN-10: 4812415160
  • ISBN-13: 978-4812415160
  • 発売日: 2004/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
テレビアニメのノベライズ作品で、原作の「はるかなるわがラスカル」とは、微妙に趣が異なります。アニメファンにはこちらの方がなじみやすいと思いますが、原作には別の魅力があると思います。

 アニメは50話ほどの長い作品なので、エピソードはかなり削られているはずですが、肝心なところはちゃんと押さえられていて、特に不満には感じませんでした。アニメのシーンが目に浮かぶようです。二回泣きました(笑)。

 文庫としては少々高いですが、付録CDにちゃんとエンディングテーマも入っていたのは良かったです。シングルCDに文庫が付いていると考えればお買い得でしょうか。

 地図、時代背景、放映当時の年表、などのオマケ要素も楽しめました。TARAKOさんの解説も良かった。アニメを全部見るのは大変ですし、「完結版」はちょっと物足りなく感じたので、「あらいぐまラスカル」を手軽に楽しむには最適な商品ではないでしょうか。
 今後シリーズ化されるようなので、アニメを見ていない作品も読んでみたいです。

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31 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 人間中心主義が目立つ。人間たちが望むとおりにラスカルを動かしているのではないかと感じた。人間が悲しみに打ちひしがれたとき、ラスカルはいじらしいしぐさを見せる。動物は人間の気持ちを理解できると言う主張を否定はしない。けれどもあまりにも都合が良すぎで、非現実的であると私は思った。そもそもあらいぐまは現実に本書が語るような行動をするのか疑問である。しかし、最終的にはラスカルは自然に戻る。人間中心主義「である」とは言わせないこの点は評価できる。

 スターリングは「森に帰るのがラスカルにとって幸福なのだから...」と言う。そしてスターリングも中学に進学し、大学を目指すことを自らの「幸福」とする。これで物語りは終わる。この部分は現在の我々にあることを語りかけていると私は思った。すなわち、「僕(スターリング)はラスカルと別れて、中学校に行くことを僕の『幸福』にしたけれども、では読者の皆さんにとって『幸福』は何ですか」とスターリングが読者に問いかけているようであった。我々にとって「幸福」とは何であろうか。
 現在世界を見てみよう。権力者Bとその仲間たちは権力者Sを明晰判明な証拠もなく「脅威」と言うレッテルを貼って捕虜にした。権力者Bたちはこれで世界は「幸福」になると言っている。

 いくつか疑問がわく。本当に権力者Sは「脅威」であったのか。「幸福」を享受する世界とは一体誰のことか。そしてこの「幸福」の獲得の仕方は正しかったのか。

 少々固い話になってしまったが、私たちの「幸福」とは何であろうかと考えさせてくれた一冊であると私は思う。
 

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