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あやつられ文楽鑑賞
 
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あやつられ文楽鑑賞 [単行本]

三浦 しをん
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」と著者がかたる、小説『仏果を得ず』とあわせて読みたい文楽エッセイ。文楽の真髄に迫るべく、資料を読み、落語を聞き、技芸員に突撃インタビューを敢行する。直木賞作家が人形浄瑠璃・文楽の魅力に迫る! --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」。日本がほこる伝統芸能に、笑い、ツッコミ、ときに涙する。若き直木賞作家が、文楽の魅力に迫る。

登録情報

  • 単行本: 265ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2007/05)
  • ISBN-10: 4591097838
  • ISBN-13: 978-4591097830
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 文庫版補注も楽しい, 2011/10/30
By 
これでいいのだ - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
 よく出来た文楽の入門書+解説本だと思う。評者も10年ほど前から女房ともども文楽鑑賞にのめり込み、20回近く国立文楽劇場などに足を運んで文楽を楽しんできた。そんななか、偶然出合った三浦さんのこの1冊は、単行本刊行後に気付いた点について「文庫版補注」を入れるなど、礼儀正しく、かつ文楽の諸種の厳格な制約の中での幅の広さ、奥行きの深さを教える、読みでのあるものになっている。割と短時間に、楽しく読めた。

 例えば、単行本では文楽の『仮名手本忠臣蔵』には「人間関係を説明するタイミングが唐突」とあったらしい。しかし、文庫では、その見解のマチガイについてきちんと「補注」で追加の発見を加えているし、文楽から歌舞伎、あるいは落語へと少し寄り道しているのも楽しい。著者は東京のヒトながら、それでいて上方の桂枝雀の落語に感嘆するなど、案外にこだわりがないというか、柔軟なようにもみえる。とはいえ、やはり東京のヒトならではというか、西日本あるいは関西の語感からすれば「幼児語」といった方がいい「見ちゃった」「寝ちゃった」「やっちゃった」を多用するなど、口語体のエッセイとはいえ、やや「東っぽい」気配もある(というか、東のヒトには「西では幼児語」との自覚がないのかもしれない)。

 また、東京の国立劇場はともかく、大阪の国立文楽劇場のロケーションについての説明がほとんどなく、この点、ややもの足りなく思った。しかし、全体として、歌舞伎や能楽ではなく、文楽にことさらに引き込まれた体感を鮮やかに表現しているという点で、やはり☆五つは進呈すべきだ、と思った次第。
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 文楽を知らずとも読める親切な入門書となりえる…のかな?, 2007/6/15
By 
ハンカチ王女 (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: あやつられ文楽鑑賞 (単行本)
文楽(人形浄瑠璃)にハマった三浦さん、劇場の楽屋を訪ねて

太夫や三味線、人形つかいの人たちにインタビューしたり、

有名な「仮名手本忠臣蔵」や「女殺油地獄」に突っ込みいれながら

ストーリー解説したり、文楽を知らなくても、面白い物を読んだな、と

思える、そんな伝統芸能エッセイ集。

「文楽を見に行きたい!」とこれを読んだだけで思うところまでは

正直いかなかったんだけど、かなり、興味を持ったのはたしか。

歌舞伎との共通項と差異、落語の中に出てくる文楽、などなど

柔軟にいろいろな角度から文楽の魅力を語る身軽さがさすがです。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 メイキング・オブ・仏果・・・!, 2010/3/25
By 
レビュー対象商品: あやつられ文楽鑑賞 (単行本)
「仏果を得ず」を読んだあとに、本書を読みました。
そして、実在の文楽関係者さん(太夫、三味線、人形)へのインタビューやら
落語、歌舞伎、その他、文楽に絡むであろうあれこれを
初出が雑誌連載というのがうなずける感じで盛り込まれていました。
なるほど、こんなふうに文楽を鑑賞し、取材しているうちに
「仏果…」という作品が誕生したのね、というのがよくわかる一冊です。
とりわけ、相三味線をつとめる太夫さんとは固めの杯を交わし…のくだりに
「仏果…」の終盤で、兎一兄さんが主人公、健太夫とやっていく決意の挨拶を
師匠・銀太夫にする場面を思い出し、胸にじ〜んときました。
私もずぶずぶと花咲く文楽の沼にはまりに行きたくなってます!
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