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あやし (角川文庫)
 
 

あやし (角川文庫) [文庫]

宮部 みゆき
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

その話が、どういうふうに終わるのか、おまえは、ちゃんと聞いたのか?

どうしたんだよ。震えてるじゃねえか。悪い夢でも見たのかい……。月夜の晩の本当に恐い恐い、江戸ふしぎ噺――。著者渾身の奇談小説。

内容(「BOOK」データベースより)

十四歳の銀次は木綿問屋の「大黒屋」に奉公にあがることになる。やがて店の跡取り藤一郎に縁談が起こり、話は順調にまとまりそうになるのだが、なんと女中のおはるのお腹に藤一郎との子供がいることが判明する。おはるは、二度と藤一郎に近づかないようにと店を出されることに…。しばらくして、銀次は藤一郎からおはるのところへ遣いを頼まれるのだが、おはるがいるはずの家で銀次が見たものは…。(「居眠り心中」)月夜の晩の本当に恐い江戸ふしぎ噺・九編。

登録情報

  • 文庫: 303ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043611048
  • ISBN-13: 978-4043611041
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 人の心に潜むものの怖さ, 2005/9/20
レビュー対象商品: あやし (角川文庫) (文庫)
どの話も読んでいて背筋がゾクッとする。あからさまに幽霊などが
出てくる話ばかりではない。だが怖い。「居眠り心中」「布団部屋」
「女の首」では、人の怨念の怖ろしさを感じた。また、「梅の雨降る」
「時雨鬼」では、心の中に潜む鬼の存在が怖ろしかった。どんな人でも
人を怨むことはあるだろうし、心の中に鬼がいるのだろう。だが、それに
負けてはいけない。人は、常に自分の心と戦っていかなくてはならないのだと
思う。不思議で、怖くて、そしてちょっぴり切ない作品だった。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 怪談よりも怖い話, 2003/6/8
レビュー対象商品: あやし (角川文庫) (文庫)
江戸を舞台にした怪談がメイン。
どの話にも霊的要素がある。
けれど夜中に一人でトイレに行けないとか言うような怖さではない。
霊が出る、出ないよりも、それについて語る人間や、聞き手にまつわるエピソードのほうが怖いのだ。
収録作「安達家の鬼」などは読んでる自分が怖くなる、というのは読み手(私自身)の脛に傷があるから?

なにより怖いのは「人」なのだ。
怖いながらもいろいろ考えさせられる話が続々。
だから宮部みゆきはやめられない。

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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 宮部みゆきの真骨頂, 2003/4/29
レビュー対象商品: あやし (角川文庫) (文庫)
宮部みゆきの時代小説には、ホラー的な要素がいつも含まれている。本作はその傾向が特に強い。
宮部みゆきは社会派と時代モノを主に書くが、時代モノに関してはいつも巧いなぁと感心する。
私が一番好きな時代モノは「幻色江戸ごよみ」であるが、本作はそれに勝るとも劣らぬ好短編集。読まなければ損。
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