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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人の心に潜むものの怖さ,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: あやし (角川文庫) (文庫)
どの話も読んでいて背筋がゾクッとする。あからさまに幽霊などが出てくる話ばかりではない。だが怖い。「居眠り心中」「布団部屋」 「女の首」では、人の怨念の怖ろしさを感じた。また、「梅の雨降る」 「時雨鬼」では、心の中に潜む鬼の存在が怖ろしかった。どんな人でも 人を怨むことはあるだろうし、心の中に鬼がいるのだろう。だが、それに 負けてはいけない。人は、常に自分の心と戦っていかなくてはならないのだと 思う。不思議で、怖くて、そしてちょっぴり切ない作品だった。
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
怪談よりも怖い話,
By
レビュー対象商品: あやし (角川文庫) (文庫)
江戸を舞台にした怪談がメイン。どの話にも霊的要素がある。 けれど夜中に一人でトイレに行けないとか言うような怖さではない。 霊が出る、出ないよりも、それについて語る人間や、聞き手にまつわるエピソードのほうが怖いのだ。 収録作「安達家の鬼」などは読んでる自分が怖くなる、というのは読み手(私自身)の脛に傷があるから? なにより怖いのは「人」なのだ。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
宮部みゆきの真骨頂,
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レビュー対象商品: あやし (角川文庫) (文庫)
宮部みゆきの時代小説には、ホラー的な要素がいつも含まれている。本作はその傾向が特に強い。宮部みゆきは社会派と時代モノを主に書くが、時代モノに関してはいつも巧いなぁと感心する。 私が一番好きな時代モノは「幻色江戸ごよみ」であるが、本作はそれに勝るとも劣らぬ好短編集。読まなければ損。
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