「わしらは怪しい探検隊」(角川文庫1982年)から椎名ワールドを堪能しているけれど、この本だけはちょっと待った!!!
きっと著者も気づいていると思うけれど、なーんにもおもしろみのない世界。
ワクワクもしないし、ドキドキもしないし、そもそもなんでこれが本になりうるのか!!責任者でてこーい!と言いたくなる内容です。
物乞い旅と言うから、奇想天外の事件もありそれはそれはおもしろくて夜も寝れません、という内容かと期待したけど、車で楽チンチンの旅で、事前に行き先には連絡が入っているものだから、酒あり肴ありと大いに歓待してもらったのだー、という読み手にはなーんにもおもしろくもなんともない。親切にしてもらって大人の友情っていいわねー、というだけの話です。
ちょと苦言になってしまったけれど、椎名ワールドの特に初期の作品「探検隊シリーズ」のみならず「岳物語」や、「銀座のカラス」などは名作中の名作であるので、この本だけが星二つ!!だと理解してください。(ホントは星ひとつにしたかったけど、30年来のファンなので情が出て星ふたつです!)