「最後の砦」である空港でスーパーバイザーなる仕事をしている遠藤慶太は、その仕事に興味が持てない。何故なら、ノルマ達成など数字目標とはかけ離れた「閑職」である空港業務に異動したからだ。それまでは、企画課など中心部署にいたのだから内心の焦りもある。6年越しにつきあった彼女に振られながら、女性の方が圧倒的に占める割合が高い中で、仕事のできない?!上司や、人間的に問題がありそう?!な同僚に囲まれながら、お客様を送り出す。シフト制なので、朝4時半過ぎの起床もある。彼は、仕事を続けられるのか。。。
書き方に嫌みがない。著者の体験に基づかれているからなのか、臨場感があふれている。何故、サラリーマンが仕事帰りに仲間と飲みにいくのか納得できる。それにしても、遠藤慶太は、チームに気が利く部下達が居て良かったと思う。特に「NO−REC」事件が起こったときや、「ねずみ」が現れたときの「森尾」ちゃんの指摘は鋭い。「古賀」ちゃんなど特定の女性に対する意識が高いのですが、1年を通して、「あぽやん・遠藤」氏の空港勤務の女性達に対する見方の変化も知りたかった。
私心ですが。。。「森尾」ちゃんは、遠藤氏のこと、好きだったのではないかしら。。。皆さんはどう思われましたでしょうか。