スマナサーラさんの
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書) (サンガ新書)がとても面白かったので、
こちらも読んでみました。
まず、とっても難しかった。
「怒らないこと」は「怒る」という普段から自分が接している
感情に対することなので、
比較的(実践が)「難しい」と思いつつも
読み進めることが出来ました。
今回は内容自体が難しかった。
4章まではとても難しく、5章になって
やっと少し理解できるようになりました。
スマナサーラさんは人間は必ず死ぬもの、
生きるとは苦しいこと、
そうわかっていればすべてそのまま受け入れることが出来るのに、
どうして人はみな、あたふた、どたばたするんだろう?と
簡潔にいうと、そういうことが書いてあります。
たとえば「癌です」といわれて、七転八倒するのではなく、
「ああそうですか。では、現在ある治療法で最善を尽くしましょう」
それでいいじゃないか、と仰っています。
スマナサーラさんご自身腹部に手術の跡があり、
そこが痛むので病院に行ったら
「そういうこともあります」といわれたのだとか。
で、「あ、そうなんですか!」と納得し、
それ以来、痛いとも思わなくなったんだとか。
とどのつまり、「こだわる」ということが
どれだけ悪影響を及ぼしているのか、ということが
よく分かりました。
難しくて、そしてこだわるな、常に死につつあるのだ、
などということに「ごもっとも」とは思いつつ、
私は到底まだそのレベルには達することが出来ません。
でも、この本を読んだら、今まで小さなことを
気にして気に病んでいたことが少しバカらしくなりました。
内容も難しいし、実践することはさらに難しいですが、
でも心に留めておくことは必要だと思います。
一読をオススメします。