登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
明日の記憶より,
By 観る読む "読む観る" (京都府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: あの日にドライブ (単行本)
「あの日にドライブ」という題名がまず好きです。リストラによってやむなくタクシーの運転手をすることになった主人公がある時、昔付き合っていた彼女の姿を見かけたことで、過去に取り付かれます。「もしあの時彼女との道を選んでいたら・・・」「もしあの時ああしていれば・・・」あるはずもないことに夢を膨らませ、現実を置き去りにする。しかし、現実は会社を首になり、タクシー運転手としてのノルマも達成できず、家族とも上手く付き合えていない冴えない男。自分を過大評価し、周りを見下し、愚痴ばっかりの主人公も、ある時ふと気づく。自分の周りにいる人の人生に。同じタクシー運転手をしている男は昔、競輪の選手だった。どこかの会社の社長をしていた人もいる。自分ばかりが上手くいかない人生に手こずっているのではなく、周りもみんなそうだったということに気づいた時、男は「他人の人生なめちゃいけないな。」と思う。あるはずもない空想に夢を見続けるよりも、今ある生活を生きていくことに前向きになった男の心の動きがごく自然に描かれていて、共感する部分が多かった。ナチュラルに気負わず読ませてくれるさりげなさは「明日の記憶」と同様。プラスαとして、とても身近にいるタクシー運転手という職業が扱われていたことで、より現実味が増して、よかった。街に溢れているタクシー運転手を見る目が少し優しくなったような気がする。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
人は前を向いて歩くしかない・・,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: あの日にドライブ (単行本)
「どこで間違ってしまったんだろう?」大手銀行を辞めた伸郎はいつもそう考えている。だが、そう考えている限り前には進めない ことに気づいていない。過去を懐かしみ、できるならあの日に戻り たいと過去を追い求める。その姿には哀れさがただよう。だが、 過去にこだわることが愚かだと知ったときに、身近にある大切な ものが見えてくる。家族がどれほど自分を思ってくれているのかも 分かってくる。今の自分の姿は、自分自身が今の人生を選択した 結果なのだ。その結果がどうであれ、人はこれからも前を見て歩く しかない。この作品はあらためてそのことを教えてくれた気がする。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
本を閉じられない面白さ。,
By
レビュー対象商品: あの日にドライブ (単行本)
荻原さんの作品はいつも面白いので安心して読み始める。今回も読み止らない面白さだった。読み返してじっくり味わうタイプの 本ではないけど、ミステリー小説並みにここら辺でやめようとは 思えないテンポの良い作品。 主人公の伸朗43歳は銀行をリストラされて、今はしがないタクシー 運転手。運転手は腰掛のつもりだからか、仕事には身が入らずノルマ も達成できない毎日。心なしか家庭生活もうまくいっていないように 思えて、過去自分がどこで道を誤ったか、そればかり妄想している。 過去の恋人と結婚していたら、あの会社に就職していたら、 あまりの妄想に「もっと現実を見ろ!!」って喝を入れたくなることも しばしば。でも同世代の同性の人が読んでいたら、そうだよなぁって 納得しながら読めるのかもしれない。伸朗は後ろばかり向いていたから 前には中々進めなかったけど、きちんと前を見据えるようになったら 物事はなんとなく良い方に進みはじめる。読後感爽やかな作品です。 何かスカッとしたいなぁって思っている人にお薦めかも。 但し、ゆっくりじっくり文章を味わうという本ではないので★4つ!!
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
初、荻原浩。
荻原浩さんの本を初めて読みました。 そして久々に時間を忘れて本を読みました。 一気読みです。なにしろ、テンポが良い!... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 光
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|