新キャラ妹ちあきが登場した二巻。
性格はそのまま外村美鈴といった感じで(容姿の面でも)河下先生の黒髪ショートキャラが好きなキャラは迷わず買いでしょう。
しかも妹だから姉属性がなくなるかと言えばそんなことは全くなくて、
なつきと正反対の「しっかり者の姉」というキャラが生きています。
一方なつき自体の絡みは一巻より比較的少ないのですが、コウタはなつきに対する気持ちに自覚的になっていく姿は素直に好感をもてます。
作品は終わっちゃいましたが、3人のヒロインが様々な属性を満遍なく持ってて、主人公にも好感を持てたいい作品でした。
(残念ながら終わってしまったので以下総記)
メインヒロインである夏希の心情把握はかなりむつかしい。題材はベタだがかなり特異な作品であったように思う。
なぜなら夏希が独りになるシーンは皆無で、心情吹き出しは全くないからだ。
でも私自身思い返すと(今でもそうだが)年上の女性を好きになってもその人の心のうちは同年代のそれよりもはるかにわかりづらい(というより全く分からない)ものだ。
逆にそのミステリアスさがますます惹かれていく原因でもあるのだ。
そういったものをコウタの視点を通しうまく表現している。
終わり方も、年上の女性を好きになってしまった思春期の切なさと成長後への希望がうまく出ている。
話の展開は急だったけれども、打ち切りになったせいでラストがしょぼくなったとは全く感じさせなかった。(HH連載を見るとたぶん計画的な打ち切り?)
河下先生、本当に楽しかったです。
お疲れ様でした。