著者が言うように1秒で1ページ読むことが可能かどうかはわからないが、速く読めるようになるというのはあながち嘘ではなさそうだ。本書で述べられる読書術のポイントはいくつかあるが、そのうちのほとんどは多くの読書家たちに採用されているやり方である。読む前に目的を決め、本の骨子を理解することで無駄を省くやり方や、集中力を高める方法、文章の細部にこだわらない読み方などは、速読の達人なら誰もが無意識にやっていることだろう。
意気込んで本を買ったはいいが、どんどんたまっていってしまう、という人におすすめしたい1冊。(土井英司)
「本のページをパラパラめくり、文書を脳に写し取る」
という、常識を覆す手法は、
単なる速読術に留まらず、
「人間の能力の新しい使い方」として、
多くの実践者を生み出しました。
今回「新版」として登場した本書は、
フォトリーディングのステップを
進化・改良させた最新版にして、
これまでの日本版では
紹介されなかった章を収録した完全版!
「あっという間に文書が読めて、しっかり理解できる」。
ビジネス・教育界が新時代に向けて注目する
「まったく新しい学習法」を、
あなたも始めませんか?
--このテキストは、
単行本(ソフトカバー)
版に関連付けられています。
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調べる内容は難解でしたが、うまくまとめることができました。
あれから2年経ちますが、レポートの内容は今でも全く忘れていません。
というよりは、むしろ必要な時にいつでも取り出せると実感しています。
本書にあるとおり、必要な情報をうまく頭の中で整理できているという印象を持っています。
このように効果もあります。
しかし、これは読書ですか?
図を描いたり、内容をまとめたりするのは本を読むこととはまた別の事だと思います。
個人的には本を読むというのは、最初から最後まで読んで、
「あぁ、おもしろかった」
ということだと思っています。
フォトリーディングでは上の作業を完了して初めて本を読むことが完了となります。
ですから、純粋に本を読む速度が上がる方法と言えるのかどうかは疑問です。
ビジネス書を読むときに内容をうまく押さえたい。
論文を書くのにたくさんの文献を参考にしたい。
資格試験のためにたくさんの参考書を読んで知識を得たい。
などの読書には最適だと思います。
こういった読書が必要な方には本書はとてもオススメできます。
逆に、小説を読みたいけど時間がない。
たくさんの本を味わって読みたい。
小説を早い時間で読破したい。
などの普通の読書には全く不向きです。
こういった読書の速読をしたい方には本書はオススメしません。
ということで、どちらともいえないので星3つ。
(1) いわゆる「飛ばし読み」「流し読み」に罪悪感を抱く必要はない。
むしろ堂々と、集中して、徹底的に流し読みすること。
(2) 熟読する前にいったん全体をざっと眺め、休むなり寝るなりして時間を空け、
本全体の流れの記憶や、断片的な理解のレミニッセンスを活用すること。
(3) 本を最初のページから順番に読むのではなく、全体を俯瞰的に読むこと。
同系統の複数の本を読むときも、律儀に一冊づつ読んだりしないこと。
フォトリーディング、スーパーリーディング、スキミングなどといった言葉は
上記を実践させるための暗示の道具に過ぎないと理解しました。
手元にバイブルとして置いておくほどの含蓄のある本ではありませんが、
私にとって上記3点が得られただけでも十分に有益であり、
実際に意識して何冊か試してみた限りではいくらか有効な手ごたえを感じたので、
ちょっと甘すぎるかも知れませんが、星4つ進呈します。
なお、小説はこんな読み方はしないほうがいいでしょうね。
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