タイトルと、親しみを覚える装丁から手に取りました。
何人かの方が既に仰ってますが、著者の「分かりやすく」「取っ付きやすいように」と工夫を凝らした例え話が、
一読者として全て徒労に終わっていると感じました。
文章自体は砕けていて読みやすいですけれど、散々説明を並べておいて、肝心の
「では実際コンピュータに置き換えるとどういうことになるのか」
という部分において内容が物足りなかったです。
例え話のレベルまでは何度も繰り返し読んでどうにか理解出来ました(かも実は自信が無い)が、
それをコンピュータと上手く結び付けられませんでした。
構成も、「『エントロピー』や『チャネル』とは何ぞや」から始める初学者には大変不親切ではないでしょうか。
学生や何と無く「コンピュータってなぁに?」と興味を持っている人には面白いし、それなりに有用な本だとは思います。