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自棄酒につぶれた亜澄を介抱してくれたのは実は主人公の憧れた椅子の作者で、一見怖そうな彼の素顔は…?
絶対に自分に振り向かせてやる!と意気込みの良い亜澄は思わず微笑ましくなってしまいます。
エディターレビューにある子犬のような(?)の表現にはちょっと笑えますが、読んだあとにちょっとほんわりしてしまうお話です。
作中に出てくる脇陣のお話も雑誌掲載されましたし、続きが出てくれると嬉しいのですが。
寒い冬の夜に温まりたい方にはお勧めだと思います。ただし、Hシーンは控えめですが(笑)
中身は、表題の家具デザイナーと大学生の話(act1~3)。表題以外の読みきりが1本(高校生同士、クラスメート)。そして表題の書下ろしが1本です。
読みきり作品ばかり、蓮川さんの作品は読んできた印象が強いので、今回のようにシリーズになっていると、毎回気になっていた「この後二人はどうなるのかしら」という素朴な疑問にようやく答えてもらえたようなウレシさがありました。
真っ直ぐな亜澄はとても可愛く、ムッツリスケベ(?)で甘え上手(??)な信仁もイイ男でした。・・・ところで脇役のインテリアデザイナーの啓と海霧オーナーの奥村って・・そうなの?
ウィンドウに飾られた椅子に一目惚れした亜澄は、
その椅子が売られてしまってやけ酒を飲んでいるところを、
椅子の作者である鷹宮に介抱される。
大人で仕事が出来て色気がある鷹宮の男前っぷりと
鷹宮が好きなのに、素直に好きと言えない亜澄の可愛らしさといったら…!
とにかく画の美しさは、郡を抜いています。
ストーリーはまぁありがち、と言えないこともないのですが
周りの言動にも惑わされずに、自信を持って「鷹宮を好き」
と言い切れるようになった亜澄の成長は可愛いです。
読みきりの学園モノは、エッチシーンはないけれど、
高校生の恋愛らしいもどかしさとか、よくわかんないイライラとか
そういうのが凄く上手いです。
ストーリー的にはこちらの方が好きかも。
色っぽいシーンはあまりないけれど、なんでもないシーンの
さりげない視線とか、手の動きの色気を描かせたら、
この作者は抜群だなぁ、と実感させる作品です。
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