著者自身と動物写真家でもある小原氏との結婚までのいきさつをモチーフとした結婚小説である。
どこまでが小説でどこまでが実話なのか。いずれにせよ、軽快なリズムで日本やアメリカ等を舞台に二人の距離が縮んでいく様は、読んでいて小気味いい。
ストーリーもさることながら、カナダのアザラシの赤ちゃんやフロリダのマナティとの触れ合いも心が惹かれる。実際水族館で結婚式を挙げた、というほど、お二人は海洋生物が好きである。そんな彼女らとマナティたちとの関わりも楽しい。
いつか私も大好きな人と一緒にマナティと泳ぎたい。そう思った。