著者がビールを片手に書いたというだけあって、すいすい読みやすい。ただ残念ながら、その分中身も多少薄い。
著者に寄せられた質問に1〜4Pかけて応えていくというスタイルなので、内容的に深まりきらずに次の質問に飛んでいくので、多少物足りなさが残る。
消化不良感で星は3つ。
神田氏の”成功者の告白”の方が数倍面白いし、読後感として何かが残ると感じる。
もちろん、個々の回答の中には、きらりと光る内容が箴言として盛り込まれている。
▲上司に対しての不満をプラスに転じて仕事をしていれば、必ず別の成熟した上司から声がかかる。
▲将来ラッキーなことが起こるためには、待ちはダメ。今のうちに種を蒔く。忘れた頃に芽が出る。
▲不条理な経験は次で活かせる。若いときに不条理を経験しておくことは、とても大事。生きるということは、矛盾の中で正しいことをやり続けること。
▲すべての悩みは努力と時間が解決してくれる。自分は何もできないという思いは、それを乗り越えたときに、揺るぎのない自信に変わる。暑苦しくても、傷害に立ち向かうことの奇跡を信じる。
▲カッコ悪いことから逃げずに取り組んだヤツが、カッコよくなれる。
▲若いときは、手にするお金よりも、さまざまな実体験を積むことの方がよほど大事。
▲イヤな仕事というのは、視点を未来に持っていって、将来大きな仕事をするためのプロセスと考えると、すばらしいチャンスを提供してくれるものなんだ。
神田さんの貫徹した眼差しは、今の困難は将来の糧ということですね。真実と思います。