不安な社会の象徴となった「少年A」。
“異常”のレッテルを貼られようとしていますが、殺人に至る特異な世界観も家族との関係の中から紡ぎだされたことを知るとき、人は居住まいを正さざるを得なくなります。
では、どのように親は自分の姿に気づけばいいのか?
それは「思いやりと共感力を育てる17の法則」にわかりやすく提示されています。
子どもの姿を通して親が自らの姿勢に気づくとき、親自身が救われ、子どもも救われるのです。
また会社に引きこもるお父さんたちに向け、「家庭が大事」と言えるためのしっかりした考え方が示されています。
かつて組織改革を成し遂げた著者が身をもって紡ぎだしたその哲学は、最近ようやく言われ始めたワーク・ライフバランスの動きを促進させるでしょう。
著者は、完璧な人間はいないという立場に立っています。
子どもは家族だけでは育てられない。
今やブラックボックスとなりDVや虐待など犯罪の温床となっている核家族を救うためにも、地域を再生することも大切です。その地域づくりの具体事例も説かれています。
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真の愛情とはいったいどういう物なのか、両親は遠い存在であり
両親への自分の気持ちを訴える事も出来なかった私は
自分はちっぽけで有っても無くてもいい存在のように思って育ちました。
両親から逃げるために家出を繰り返し、空虚な気持ちでそのまま社会人になりました。
今でも、そのような育ち方では無かったら
今頃私は違った人生を送っていたかも知れないと度々思います。
大切な一人一人の命は「生きていればいい」というものではないと思います。
精神が「豊か」に育ってこそ「命が育まれる」のだと思います。
「加害者」になる要素を持って生まれてくる「命」はひとつも無いという事。
確かな要因は必ず有るという事を「強く強く」教えてくれた一冊でした。
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