本書の内容を一言で言います。「自己分析が最重要である」。何のために重要かと言うと、面接の通過にはもちろん、人生で幸せをつかむためにも、です。
しかし、自己分析の方法が間違っていると、成功はおぼつきません。
本書には、おかしやすいミスの具体例が、ふんだんに掲載されています。
私が、大学生のときの就職活動(「就活」という単語が存在しなかった時代です)でも、全く同じ誤りをしていました。当然のごとく、内定はゼロでした。
本書では、「ワーク」によって、「正しい方法による自己分析」を身につけられます。
面接の突破はもちろん、人生で幸せをつかむための思考のクセを身につけられますので、是非お試し下さい。
数ヶ月前、既に一定レベルの自己分析が出来ていた私は、志望企業を1社に絞って就活開始。見事に保険会社の人事部に内定・入社できました。多くの応募者がいる中で、「相思相愛」でした。私の前職は、多重請負で働く中小IT企業所属のエンジニアでした。(ほとんど、非正規雇用のような立場です)毎日、多くのストレスとの闘いで、出社拒否に陥り、退職したのです。今は、本書で強調される条件の<「得意」で「心が喜ぶ」仕事>に出会え、出社が楽しいです。(もう一つの条件、「苦手で耐えられない仕事でないこと」も、クリアしています。)また、入社早々から評判の高い仕事が出来ています。「自然に創意工夫したくなる・できる仕事」を選んで入社しているのですから、当然です。「正しい自己分析」が出来ていれば、あっと驚くような転職も可能なのです。
私は、精神障害者手帳持ちの人間です。精神障害者や知的障害者の就職というと、一般には「単純作業で利益を出せること」で御の字に見られています。でも、彼らに本書の内容を実践させられれば、思いもよらない仕事への適性が発見されるかもしれません。
私の経験上、「人生で大切なこととは、障害者・健常者ともに同じ」なのです。
私自身が会社で実績を出したら、お世話になった障害者の就労支援施設に本書を薦めてみようと思います。
本書は、理論と実践(ワーク)のバランスがよいことが、特長の一つです。
ワークの有用さは、上で語りました。「正しい方法による自己分析」が実践できます。
理論についても、確かな内容です。ベストセラー「
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」と合わせて読むと、理解が深まります。
【最後にご注意!】
いきなり、第5章の「仕事選び」のワークから始めたくなる人は多いでしょう。
気持ちはわかります。しかし、第1章〜第4章で、「正しい方法による自己分析ワーク」を学んだ後でないと、有用どころか、却って危険です。